さて、昨日7−9月期四半期別GDP速報が内閣府から発表されたわけだが、これをうけて本日にも消費税増税の延期と衆議院解散の発表がなされる見通しだ。
ニュースを見ていると、少なくてもプラスになると予想していたアナリストが多かったようで、それにさらにびっくりした。
確かに4-6月期が大きなマイナスだったので、反転するという予想はあながち間違ってはいないのだが、それは過去の数値から判断した現実をみていない予測だったということだろう。
個人的な感覚としても、この7〜9月が良かったという感じはしない。
むしろ、4月からの増税の影響をひしひしと実感してきた。
今のところ、金額表示が税抜きだったり税込みだったりするため、その差額に戸惑ってしまうことも多い。
760円のうどんを食べて、支払いで800円出したら820円ですと言われた。
単に表示が税抜きだっただけなのだが、セット料金と間違っているのかと思って聞き返したほど。
こういうことが消費の度に繰り返されて、消費税って結構高いよな。。。という感覚が徐々に意識に刷り込まれていくのだと思う。
結果として、4−6月期はそれほど意識しなかった消費税に対して、警戒せざるをえなくなってきたということが7−9月期の数値に現れていると思う。
何よりも問題だと思うのは、名目成長率がマイナス0.8%だったことだ。
ニュースでは実質成長率がマイナス0.4%で年率換算でマイナス1.6%だと騒いでいたが、名目成長率は年率換算でマイナス3.0%。
こちらのほうが国民の実感に近いはずだ。
しかも、税金は名目GDPの一部を徴収するというイメージだから、税収もマイナスということになる。
つまり、消費税を3%上げた影響でGDPが3%落ち、結局チャラになってしまうという意味だ。
まったく、アホじゃなかろうか?
しかもこのことを詳しく解説しているニュースや情報番組は皆無だ。
それにも憤りを感じる。
このうえさらに2%増税するなど、とても正気の沙汰とは思えない。
政府の有識者会合ということで、何十人も集めて増税すべきか否かの意見を集めているようだが、そのほとんどは増税賛成派らしい。
どこをどのように考えたらそのような答えになるのか。
1人1人に論理的に説明してほしいものだ。
まあ、政府としては内閣府が発表した数値などとっくの昔に折り込んで施策を考えているだろうから、ここ最近の解散に向けた一連の動きにつながる想定内のシナリオなのだろう。
となると、増税の延期はいつまでなのかということになるわけだが、今のところは2017年4月へ延期するという案が有力らしい。
果たして本当にそれが妥当だろうか。
景気の減速感を鑑みると、4〜5年は増税すべきではないというのがまともな感覚だ。
それに政治的スケジュールや東京オリンピックというビッグイベントの要素を加味すると、増税時期はズバリ2019年4月だと予想する。
されに言うと、この増税時期は再延期はなしで確定であるはずだ。
これであれば、さらに次の衆議院選以降ということになるため、政治的な影響を回避できる。
また、翌年に東京オリンピックを控えた2019年は景気的にも影響を抑えることができる時期であろうから、やるとしたらそこしかない。
それまでの対策として、相続税の増税と高額資産を保有している高齢者に対する年金減額をやるべきだ。
これらは景気に全く影響しないどころか、むしろGDPを押し上げる効果も期待できる。
でも自民党や民主党ではできないだろうから、期待できても維新の党あたりかな。
それも望みは薄いが。。。
いずれにしても、今日の夜にはその展望が明らかになるはずだ。
2014年11月18日火曜日
2014年10月31日金曜日
頑張れソニー モバイルはソニー大復活のための唯一の戦略商品
ソニーモバイルの鈴木社長が更迭された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141030-00000095-mai-bus_all
今期はかなりの損失を計上してしまったことが原因。
この記事では安価で販売する中国勢の台頭に勝てなかったという理由が書いてあったが、どう考えてもドコモがiPhoneを取り扱い始めたことが大きく影響していると思われる。
昨年、ドコモがiPhoneを取り扱う前までは、ツートップ戦略ということでソニーのXperiaとサムスンのGallaxyを全面的に押し出して販売していた。
ただ、ツートップ戦略とは言っても日本ではGallaxyより国産のソニー製のほうが好まれるだろうから、販売数は相当ソニー側に偏っていたはず。
このツートップ戦略はソニーのためだけにあったと言っても過言ではないと思う。
ところが、ドコモでもようやくiPhoneを扱うことができるようになり、販売戦略は一変。
たちまちiPhoneのプロモーションばかりが目立つようになり、おそらく販売の現場でもこれまで溜まっていた鬱憤を晴らすように、お客様にiPhoneをお勧めしていったものと思う。
なにより、ドコモユーザーが待ち望んでいただろうし。
今考えると、ツートップ戦略というのはiPhoneを販売することを想定していたドコモによる、ソニーへの最後の贈り物だったのかもしれない。
これまでありがとう。来年からiPhone売るから、たぶんソニー製の端末は売れ行きは相当鈍る。だから最後にできるだけ儲けさせてあげる。
こんなとこか。。。
次の社長になる十時さんは、ソニーグループの構造改革で実績のある方のようだが、どちらかというとクリエイティブな仕事の実績があるわけではなさそうなので、戦略的にモバイル事業を小さくしていくためだけの人事なのではないか。(あくまで推測)
不採算事業の縮小というのは精神的にはきつい。
それは確かだが、やるべきことは明確なので、腹さえすわっていれば誰でもできる。
今、ソニーには創造的なサービスや商品を産み出すためのリーダーが明らかに不足しているのだろう。
モバイル分野を縮小するということは、ソニーの未来を縮小するということだ。
それだけ戦略的に重要な分野であることを前提に改革してほしい。
とりあえず、Xperiaとかいうわけのわからないブランド名はさっさと変えたほうがいい。
そもそも名前がかっこわるい。ソニーらしくない。
ソニーがなぜメジャーブランドになれたのか、「SONY」というシンプルで美しいブランド名が響いたからだ。
これぞソニー、「It's a SONY」を具現化するような製品とブランド力を復活してほしい。
そうすれば、そろそろiPhoneも飽きてきたなーと思っているユーザー、国産メーカーを応援したいと思っているユーザー、もともとソニー好きだったユーザー(私もその1人)は振り向いてくれるはず。
ものごとは振り子のごとく、必ず反転する。
糸さえ切らずに踏ん張っていれば、いつかすごい勢いで復活できる。
Appleがそうだったように。
1990年代のAppleが今のようになると、いったい誰が想像していただろう。
だから、頑張れソニー。
頑張っている姿を伝えろソニー。
実はそう思っている潜在的なソニーファンは多いのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141030-00000095-mai-bus_all
今期はかなりの損失を計上してしまったことが原因。
この記事では安価で販売する中国勢の台頭に勝てなかったという理由が書いてあったが、どう考えてもドコモがiPhoneを取り扱い始めたことが大きく影響していると思われる。
昨年、ドコモがiPhoneを取り扱う前までは、ツートップ戦略ということでソニーのXperiaとサムスンのGallaxyを全面的に押し出して販売していた。
ただ、ツートップ戦略とは言っても日本ではGallaxyより国産のソニー製のほうが好まれるだろうから、販売数は相当ソニー側に偏っていたはず。
このツートップ戦略はソニーのためだけにあったと言っても過言ではないと思う。
ところが、ドコモでもようやくiPhoneを扱うことができるようになり、販売戦略は一変。
たちまちiPhoneのプロモーションばかりが目立つようになり、おそらく販売の現場でもこれまで溜まっていた鬱憤を晴らすように、お客様にiPhoneをお勧めしていったものと思う。
なにより、ドコモユーザーが待ち望んでいただろうし。
今考えると、ツートップ戦略というのはiPhoneを販売することを想定していたドコモによる、ソニーへの最後の贈り物だったのかもしれない。
これまでありがとう。来年からiPhone売るから、たぶんソニー製の端末は売れ行きは相当鈍る。だから最後にできるだけ儲けさせてあげる。
こんなとこか。。。
次の社長になる十時さんは、ソニーグループの構造改革で実績のある方のようだが、どちらかというとクリエイティブな仕事の実績があるわけではなさそうなので、戦略的にモバイル事業を小さくしていくためだけの人事なのではないか。(あくまで推測)
不採算事業の縮小というのは精神的にはきつい。
それは確かだが、やるべきことは明確なので、腹さえすわっていれば誰でもできる。
今、ソニーには創造的なサービスや商品を産み出すためのリーダーが明らかに不足しているのだろう。
モバイル分野を縮小するということは、ソニーの未来を縮小するということだ。
それだけ戦略的に重要な分野であることを前提に改革してほしい。
とりあえず、Xperiaとかいうわけのわからないブランド名はさっさと変えたほうがいい。
そもそも名前がかっこわるい。ソニーらしくない。
ソニーがなぜメジャーブランドになれたのか、「SONY」というシンプルで美しいブランド名が響いたからだ。
これぞソニー、「It's a SONY」を具現化するような製品とブランド力を復活してほしい。
そうすれば、そろそろiPhoneも飽きてきたなーと思っているユーザー、国産メーカーを応援したいと思っているユーザー、もともとソニー好きだったユーザー(私もその1人)は振り向いてくれるはず。
ものごとは振り子のごとく、必ず反転する。
糸さえ切らずに踏ん張っていれば、いつかすごい勢いで復活できる。
Appleがそうだったように。
1990年代のAppleが今のようになると、いったい誰が想像していただろう。
だから、頑張れソニー。
頑張っている姿を伝えろソニー。
実はそう思っている潜在的なソニーファンは多いのだ。
2014年6月27日金曜日
ザッケローニよありがとう。日本チームのW杯小括と必要な改革
まだ全て終わったわけではないが、日本が敗退したことを受けて小括してみたいと思う。
先発を8人も入れ替えてきたコロンビアに1-4で惨敗。点を取るために前ががかりになっていたとはいえ、実力通りといえばそれまでの結果だ。ギリシャが2-1で勝利したので、結果的に1-0でも良かったということになるが、そんな勇気のいる戦術は今の日本代表では難しかっただろう。前半は良かった。縦パスが入り、少なくとも1戦、2戦よりは攻める意識を感じた。特に青山は攻守に渡って効いていた。だからこそ、最初に交代させたのは甚だ疑問だ。
確かに、後半からハメス・ロドリゲスが入って自由に動かれていたということはあったが、まだ点を取らなければならない状況での青山交代は、何のために先発させたのか、その意図さえ不明確にする采配だった。
過去にザッケローニについては散々批判的なことを書いてきたが、最後までその懸念が払拭できないまま、憂慮したとおりになってしまった。コンフェデで3連敗した時に監督を交代していればと今でも思う。
しかし、ザッケローニの全てを批判したいわけではない。
たしかに、試合における采配は最後まで理解不能な部分は多かったが、この4年間で彼が日本サッカーにもたらした功績はとても大きかった。特に就任当初の最初の2年間で、日本はかなり成長できたと思う。結果、世界から注目を浴び海外でプレーする選手が増えた。しかし、そのことがかえってチーム作りを難しくした。なんという皮肉だろう。その後はクラブチームで試合に出れない主力選手の調子が上がらず苦労した。勝てない試合が続き、さらにメンバーを固定し続けて調子を上げようとしたため、選手間での格差を産み、競争意識が欠如し、チームの一体感を損ねる原因となった。
たしかに、試合における采配は最後まで理解不能な部分は多かったが、この4年間で彼が日本サッカーにもたらした功績はとても大きかった。特に就任当初の最初の2年間で、日本はかなり成長できたと思う。結果、世界から注目を浴び海外でプレーする選手が増えた。しかし、そのことがかえってチーム作りを難しくした。なんという皮肉だろう。その後はクラブチームで試合に出れない主力選手の調子が上がらず苦労した。勝てない試合が続き、さらにメンバーを固定し続けて調子を上げようとしたため、選手間での格差を産み、競争意識が欠如し、チームの一体感を損ねる原因となった。
全ては最初の2年間で日本が急激に成長できたことが原因なのだ。それだけザッケローニの功績は大きかったということだ。人柄もよく慕われる人格だったのだろう。しかし、代表監督というのはそれだけでは務まらない。指揮官として時には冷徹に厳しく、うまく人心掌握しながらも競争意識を高めながらチーム力を上げていかなければならない。
良い人であるが故に周りからの雑音に耳を傾けすぎたのか、もしくは頑になりすぎたのか、本当のところはわからない。本番で勝てなかったという結果が全て。厳しい世界だ。
それでも4年間の功労は心から労いたいと思う。ザッケローニよ、ありがとう。
良い人であるが故に周りからの雑音に耳を傾けすぎたのか、もしくは頑になりすぎたのか、本当のところはわからない。本番で勝てなかったという結果が全て。厳しい世界だ。
それでも4年間の功労は心から労いたいと思う。ザッケローニよ、ありがとう。
当の本田も今大会のチーム結果と自分のふがいなさに相当のショックを受けたようだ。試合後のコメントでは、かっこをつけてもっともらしいことを言っていたが、要するに言い訳。良いプレーができなかったこと、自分の限界がチームにもたらした影響を本田が一番わかっていることだろう。唯一の見せ場になりうるFKも外しまくり、走れない、スピードがない、玉離れが遅い、ボールを奪われる、そこに4年前のように躍動した本田の姿はなかった。
香川もそうだが、やはりクラブチームで輝けない選手は代表でも輝けない。ビッグクラブに所属していようとも、クラブチームと代表でポジションが違えば感覚がずれるのは当たり前。攻守の切り替えスピードが早い現代サッカーにおいて、本田はトップ下に不適格であるということを自ら証明してしまった。
メッシやロナウドのようなたった1人で局面を一気に打開できるスーパースターならまだしも、今の本田のプレーレベルでは、本田中心のチーム作りは難しいと言わざるを得ないだろう。少なくとも今大会で信頼は大きく失った。
サッカーがチームプレーである以上、1人だけ意識レベルが高過ぎてもチームがまとまらないということは、ドイツ大会の中田も同じだった。悲しいかな、本田が本田らしくあろうとするほど、チームとしてのまとまりは難しくなるというジレンマが存在したように思う。そういう選手の組み合わせも含めて監督による人選が全てなわけで、その組織作りの妙をきちんと理解できる監督なら、今の本田はリスクが高すぎることもわかるはず。
スポンサーからなどの圧力を全く無視できるのであれば、実績は関係なくその時点の実力と最適な組み合わせで選んで欲しい。もちろん、代表にレギュラーなど存在しないわけで、ザッケローニのように一部の選手だけを優遇したチーム作りは成長の伸び代がなくなってしまうことも明らか。ビッグマウスは嫌いじゃないが、影響力が大きい分、責任も大きいということだ。
それから、やはりチームで活躍している選手を選び、そのポジションで活用していくということが王道なのだと思う。複数のポジションが務まる選手も必要かもしれないが、スペシャリストが集まった集団が強いに決まっている。
普段、クラブチームで活躍できない選手が、どうして代表チームで活躍できるのだろう。いくつかの代表戦において、香川や本田、長谷部など、クラブチームで十分試合に出場できていない選手の調整の場として使われたことも多かった。その選手に地力があることはわかるが、それを傍から見ている他の選手たちは、内心おもしろいはずがない。
マンUだろうがミランだろうが、クラブチームで活躍していない選手は選ぶべきではない。選手は所属チームで試合に出場できない、活躍できないのであれば、他チームへ移籍することを優先しなければならない。
何より重要なことは、試合にでてパフォーマンスをすることであって、それが唯一技術を向上させ成長できる要素である。チームに所属しているだけで試合に出場して活躍できなければ、成長するどころか退化するだけである。
そのことを全選手、次期監督、協会が明確に意識していく必要があると思う。メディアやファンの視線も含めてそれが徹底できるようになった時、歴代最強と言われながら、あっけなく1次リーグ敗退となった今大会の教訓を活かせたと言える日が来るのかもしれない。
2014年6月24日火曜日
サントリー次期社長にローソンの新浪氏就任で、日本でもプロ経営者風土が根付くきっかけとなるか
「彼を待っていた」サントリー佐治社長を直撃
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140624-00040922-toyo-nb&p=1すばらしい人事。
サントリーのような創業家が大株主の超巨大企業において、外部から経営者を招聘するのはとても勇気のいることだ。
創業社長は時に思いきった決断をするが、ここしかないという人選だったのだろう。
理由を聞けば納得するばかり。
確かに他に選択肢は思い浮かばない気がする。
さて、海外では当たり前に行われている、プロ経営者として業界をまたいで企業を渡り歩くことが、今回の件をきっかけにして広がっていくだろうか。
前マクドナルド社長の原田さんがベネッセの社長になったり、元日本コカコーラ会長の魚谷さんが資生堂の社長になったり、このところ大手企業でも異業種の経営経験者を外部から招聘するという事例が増えつつある。
佐治さんもインタビューの中でおっしゃっているが、たとえ業界が違っていても、「経営」における基本に重要なことは何もかわらない。
ヒト・モノ・カネ・情報という経営資源を正確に把握しコントロールしていく術は、どの業界でも活かすことができるだろう。
ましてや、ローソンやサントリーなど、グローバル展開している超大手企業においては、経営スキルも大事だが、TOPとしてカリスマ性・オーラ・迫力がなければ務まらない。
創業家出身者が適度な経験を積んで後継者となる場合は、そういうものが自然と身に付いていることが多いのだが、サラリーマン出身社長などの場合、なかなか難しい。
やはり、若いうちから組織のTOPとして、胃がよじれるくらいの決断をしたり、人をまとめて組織を先頭でひっぱったりした経験を積んでいくことが必要になる。
日本もホールディングス化する企業が増えて、グループ会社の社長など頭数は増えてきたと思うが、まだまだ欧米に比べれば層が薄い。
経営のプロとして、5〜8年くらいのスパンで次々と企業を渡り歩けるようなプロ経営者がたくさんでてくるようになれば、働き方の新しい潮流が広がるきっかけとなり、良い意味で日本企業の競争力が高まることが期待できる。
それにしても、本当に良い人選だ。
メーカーからみれば川下の流通業での経営経験と人脈があれば、メーカーよりももっとユーザーに近い目線で戦略立てて動けるだろうし、すでにプライベートブランドなどを手がけて一部メーカーとしての機能ももっていたローソンでの経験は、サントリーでも十分活きるはずだ。
もちろん、リスクがないわけではないが、互いにチャレンジしていこうという気概を是非応援していきたい。
2014年6月21日土曜日
ザッケローニがギリシャ戦でも吉田のパワープレーを選択した理由
1日経って、ザッケローニのインタビューを見て確信できた。
貴重な交代枠を1つ残し、ギリシャ戦でも吉田を前線に張らせてパワープレーしたのは、コートジボワール戦の自分の采配を正当化したかったからに他ならない。
コートジボワール戦で、これまで全く見たこともなかった吉田のパワープレーが不発に終わり、相当な批判が生じていたことはザッケローニ自身把握していたはずだ。
だからこそ、ギリシャ戦でもその采配をなぞり、何としてでも同じやり方で得点を取る必要があったのだ。
そうしなければ、コートジボワール戦の失策を自ら認めてしまうことになる。
その証拠に、試合後のインタビューで吉田のパワープレーについて厳しく追及されたことに対して、時間が戻っても同じ采配をすると言い切っていた。
つまりザッケローニは、結果としてうまくいかなかった自らの失策を認めて反省することもなく、こともあろうに開き直って正当化したのだ。
残念ながら、ザッケローニという人は大将の器ではない。
こんな人を大事な本大会まで引きずってきたサッカー協会が悪い。
本当に残念だ。
2014年6月20日金曜日
ギリシャ戦の教訓。次期監督こそは日本人を。ザッケローニを解任しなかった協会の責任
ボール支配率は70%を超えていても、打開策もなく単に回しているだけ。
動きながらパスをだすとか受ける動きがないから、ペナルティエリアに入ることさえできていなかった。
できたことといえば、PA付近で簡単に潰されてフリーキックを得るだけ。
それもワンパターンで得点の臭いはまったくしなかった。
あーあ。これでコロンビア戦で勝ってもコートジボアールがギリシャに勝てばグループリーグ敗退となる。
確かに、この試合で負ければグループリーグ敗退が決定してしまうが、引き分けでも実質的には同じようなものだ。
相手が前半に1人少なくなって数的優位にたったのだから、もっとアグレッシブに攻撃していくべきだった。
カウンターを怖がって恐る恐るパス回しするから推進力が弱く、ゴール前に素早くボールを運べない。
ほとんどの攻撃は本田を経由するが、そこでいつもスピードダウンしてしまう。
本田は交代したほうがよかったのでないか?
もしくは岡田監督が言っていたように、やはり本田を1トップにしたほうが、全体的に押し上げが早くなる気がする。
それから、最終的に交代枠を1つ残して終了したのはなぜなんだ?
またもや吉田を前線に上げてのパワープレイには閉口した。
スペースがなくなるから、かえって邪魔なんだよ。なぜそれがわからない。
なぜ齋藤を入れない。
清武や青山は何のために選出したのか?
単なる怪我交代要員なのか?
今日のような試合展開で試さずに、いつ試すつもりなのか。全く理解に苦しむ。
せっかく4年間楽しみにしてきたW杯なのに、アホな采配ばかりで台無しだ。
これでは選手が可哀想だ。
コンフェデの教訓を全く活かせていないし、何を改善したんだ?
というか、きちんと対戦相手をスカウティングをして、具体的かつ効果的な打開策を研究していたのか?
だって、今日のような展開は十分予想できたはずでしょう?
1人減って10人になる。先制点を取られる。そうなるとギリシャはより一層守備を固めてくる。
ボールは支配できるが高さでは勝てない。
その場合、どのように打開するのか。具体的な動き方や連携方法を練習していなかったのか?
ボールを回して横から精度の低いセンタリングを放り込むだけで、まったく能が無い。
コロンビアは強い。ギリシャとは比べ物にならないほどのスピードと切れ味のあるカウンターは、吉田・今野では防ぎきれないだろう。
対して、日本に鋭いカウンター攻撃など期待できない。
今大会の傾向として、カウンター攻撃が強いチームが勝ち残っていく傾向があるように思う。
スペインが早々に敗退してしまったように、いくらパスを回せても、いつでも鋭いカウンターが襲ってくると意識させられていると、自然とパス回しが遅くなったり慎重になったりするものだ。
そうなるとパスサッカー自体が脅威にならなくなる。
実際、パスカットできれば鋭い出足と迫力ある推進力で一気にゴール前まで運んで手数少なくシュートまで持ち込んでいく。
昨年、今年のチャンピオンズリーグの傾向を見ても、最新のサッカートレンドとして、鋭いカウンター攻撃ができるかどうかが勝ち上がるための必須条件になってきている。
スポーツにたらればはないが、もし、トップ下を本田ではなく香川で固定し、全盛期のドルトムントのようなチームづくりをしていれば、今大会は本当に台風の目になっていたかもしれない。
今さら遅いけど。。。
とにかく、サッカー協会は猛烈に反省してほしい。
次の監督は日本人が良い。
ロンドンオリンピックで4位に導いた関塚さんもいるじゃないか。
日本人の特性をよくわかっていて、結果も残している。
これ以上の適任はいない。
西野さんや風間さんもいいけど、クラブチームの監督だからすぐには難しいかもしれない。
スイスの名将ヒッツフェルト監督を見習ってほしい。
いくらビッグクラブから好条件のオファーが来ても、ドイツ語圏のチームしか指揮しないと断るほど、本当の一流指導者はコミュニケーションに拘る。
ジョゼモウリーニョは、ポルトガル語、イタリア語、スペイン語、カタルーニャ語、英語、フランス語の6カ国語を自由に操ることができる。
自国の監督だから、本当にギリギリのところで腹を決めて勝負にうってでることができる。
前回大会の岡田さんもそうだった。
日本はすでにW杯に出場することで満足するのではなく、勝ち上がることが目標となった。
そうなってくると、きめ細かい意思疎通による戦術の浸透と信頼関係の構築が絶対条件になる。
過去のW杯において、通訳をつけながらチームを優勝に導いた監督がいるだろうか?
答えは No である。
全て自国出身の監督なのだ。
W杯 歴代優勝監督 出身 優勝国
1930: アルベルト・スピシ ウルグアイ ウルグアイ
1934: ヴィットーリオ・ポッツォ イタリア イタリア
1938: ヴィットーリオ・ポッツオ イタリア イタリア
1950: フアン・ロペス・フォンタナ ウルグアイ ウルグアイ
1954: ゼップ・ヘルベルガー ドイツ ドイツ
1958: ヴィセンチ・フェオラ ブラジル ブラジル
1962: アイモレ・モレイラ ブラジル ブラジル
1966: アルフ・ラムゼイ イングランド イングランド
1970: マリオ・ザガロ ブラジル ブラジル
1974: ヘルムート・シェーン ドイツ ドイツ
1978: セサル・ルイス・メノッティ アルゼンチン アルゼンチン
1982: エンツォ・ベアルツォット イタリア イタリア
1986: カルロス・ビラルド アルゼンチン アルゼンチン
1990: フランツ・ベッケンバウアー ドイツ ドイツ
1994: カルロス・アルベルト・パレイラ ブラジル ブラジル
1998: エメ・ジャケ フランス フランス
2002: ルイス・フェリペ・スコラーリ ブラジル ブラジル
2006: マルチェロ・リッピ イタリア イタリア
2010: ビセンテ・デル・ボスケ スペイン スペイン
ちなみに、今大会の強豪国はどうなっているかというと、
出場国 監督 出身国
ブラジル ルイス・フェリペ・スコラーリ ブラジル
スペイン ビセンテ・デル・ボスケ スペイン(負けたけど)
オランダ ルイ・ファン・ハール オランダ
イタリア チェーザレ・プランデッリ イタリア
アルゼンチン アレハンドロ・サベーラ アルゼンチン
ドイツ ヨアヒム・レーブ ドイツ
フランス ディディエ・デシャン フランス
コロンビア ホセ・ペケルマン アルゼンチン
(言語はスペイン語)
スイス オットマー・ヒッツフェルト ドイツ
※スイスの6割以上はドイツ語。ヒッツフェルトはスイス在住で実質的にスイス人
この事実を真正面から受け止めれば、自ずとやるべきことは見えてくる。
本当に日本らしいサッカーを構築してW杯優勝を目指していくなら、日本人監督で目指すべきだ。
女子はすでに実践して結果も残しているじゃないか?
サッカー協会の賢明な判断を期待したい。
2014年6月15日日曜日
日本が負けたコートジボアール戦は、ザッケローニの限界の証
久しぶりの更新。
試合終了後、中田英寿がコメントしていたように、日本チームがどのようなことがしたいのかわからなかったという表現が適切な状態だったように思う。
先制しながらも結果として逆転負けしたわけだが、これまでやったことがないフォーメーションを本番で試しているようではしかたがないだろう。
本田を1トップにしたり、香川と岡崎を入れ替えたり、最後は吉田を前線に上げてパワープレーを試みるなど、、、、
日本国中が思ったはずだ。
なんじゃそりゃ ハァ━(-д-;)━ァ...
それじゃ点入らんだろう!!
なぜ柿谷なのか、齋藤だろ!!
1点追いかけなければいけない展開など、必ずあり得る。
その1点を取るための戦術? が稚拙すぎて、まったく想定・準備していなかったのだろうなというのが丸わかりだった。
なまじっか、直前の親善試合で逆転勝ちできたものだから、こういう1点を削りだすような試合展開において、どのように1点をもぎ取るかということに対する準備が足りなさ過ぎたようだ。
コロンビア×ギリシャ戦を見る限り、コロンビアはもちろん、ギリシャもかなり強いチームのようだし、コンフェデ杯と同じように3戦全敗もあり得るかもしれない。
やはり、ザッケローニの限界なのかな。ワールドカップの戦い方として、とても褒められたやり方とは思えない。
先週のたかじんのそこまで言って委員会で、釜本さんが言っていたとおりになった。
さすが。まったくそのとおりでした。
思えば1年前のコンフェデのとき、ザッケローニを解任する絶好の機会だったのに、結局本番までひっぱった協会の責任は大きいな。
親善試合でもやったことないようなことを試合中に指示するというのは、監督が浮き足立って焦っていた証拠だ。
本当に自分の戦術と采配に自信を持っているなら、堂々とやりきれば良い。
W杯のような大会で思いつきのまぐれが通用することなどないよ。
とにかく、日本には1点を削りだすという術が1パターンもないことが最大の問題。
今日の試合をみると、やはりトゥーリオや中村健剛、細貝がいればなと思わずにはいられない。
フィジカルや高さで当たり負けない選手がそれなりにいないと、自分たちがやりたい試合ができないことも明確だった。
世界の国では、大会中に監督が更迭されることもあるけど、日本はやらないだろうな。
あーあ、せっかく良い選手が揃っているのになー。もったいない。
次の監督は誰になるんだろう。。。
あと2戦の予想
● 日本 1 × ギリシャ 2 ◯
● 日本 0 × コロンビア 3 ◯
2014年1月15日水曜日
餃子の王将 12月の売上増は事件の影響か
王将の12月度売上実績が発表された。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20140115/8hcwi1/140120140115084873.pdf
直営既存店は11月までずっと前年を下回っていたのに、12月は102.8%だったようだ。
客数が102.4%だったことが大きく影響したようだ。
皮肉なことに、社長があのような惨劇に見舞われたしまったおかげで「王将」の露出が増え、来店増につながったのだろう。
考えてみれば、自分もこの2ヶ月で4回ほど利用している。
問題は1月がどのように推移するか。
大衆中華料理店としては単価が少し高い設定の王将は、ファーストフード店やうどんチェーンなどの価格攻勢もあり、直営既存店では苦戦してきていた。
このピンチをチャンスに切り替えることができるか、しっかり観察していきたい。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20140115/8hcwi1/140120140115084873.pdf
直営既存店は11月までずっと前年を下回っていたのに、12月は102.8%だったようだ。
客数が102.4%だったことが大きく影響したようだ。
皮肉なことに、社長があのような惨劇に見舞われたしまったおかげで「王将」の露出が増え、来店増につながったのだろう。
考えてみれば、自分もこの2ヶ月で4回ほど利用している。
問題は1月がどのように推移するか。
大衆中華料理店としては単価が少し高い設定の王将は、ファーストフード店やうどんチェーンなどの価格攻勢もあり、直営既存店では苦戦してきていた。
このピンチをチャンスに切り替えることができるか、しっかり観察していきたい。
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