さっき、報道ステーションで自民党総裁選の5候補が出演して、各人の主張を発言しているの見てしまった。
次の総理大臣候補の方々という表現などがあり、もう痛すぎて見ていられない。
もし、民主党の自滅によって転がってきた比較第一党が自民党になってしまった場合、本当にこの人たちの誰かが総理大臣になってしまう。
どの候補も何の特徴もないし、何を成し遂げたいのかはっきり主張しないしできない。
僕は野田さんの向かっている方向性が間違っていると思っているので全く評価していないが、首相としての力量は、自民党の総裁候補5人よりは上だと思う。
まあ、どちらにしてもどんぐりの背比べだけどね。
そりゃ維新の会に期待がかかるわ。
その維新の会も、先日の討論会を見ている限りでは多くは期待できそうにないし、
やっぱり橋下さん本人で国政選挙にでて、総理大臣にならなければ、リーダーシップを発揮して国の形をリニューアルすることは難しいのではないだろうか。
総理大臣を目指す人を2種類に分類すると、
①総理大臣になることが目的の人
②総理大臣になることは自分が本当に成し遂げたい目的を達成するための手段と考えている人
に分けられる。
この本当に成し遂げたいと思っていることに大義があるのか、
信念を持って本気でそれを強くコミットしているか、話を聞いていれば多くの国民は感じ取ることができる。
そして、国民は誰がどちらに該当するのか適切に見極めようとしている。
小泉さんと橋下さんは間違いなく後者。
野田さんもこちらかな。ただし方向性が間違っているけど。
鳩山さんもそうだと思う。ただし力量がなさすぎた。
今回の自民党総裁選候補の中では、安倍さんくらいか。でも首相経験者ということを考えればやはり迫力不足。
その他の人たちは、全部総理大臣になりたい人のように見える。
昔、お世話になった人に言われた言葉がある。
「野球で4番になりたいと思うな。4番を打てるようになれ」
4番になりたいと思えば、自分の実力が伴わなくても、周囲の人間を陥れたり、誰かに媚を売ったりしてもなることができる。
でも、メッキはすぐに剥がれるだろうし、決して長続きはしないだろう。
実際のプロ野球のような実力世界では、そんなことは起こりにくいのだろうが、ある程度組織のヒエラルキーが存在する世界では、そんなふうに考える人はでてくるものだ。
で、実際に実力がないのにその地位に就いてしまうことがある。
そうなると、その組織全員が不幸になる。
やっかいなことに、そういう組織的ヒエラルキーが存在する世界では、トップリーダーの地位は一度決まるとよほどの理由がない限り周囲から追いやることはできない。たとえ実力が伴っていないと思われていたとしても。
前首相の管さんがその典型例。
周囲は辞めさせたかったが、なかなか実現しなかった。
話を自民党総裁選に戻すと、
去年、たまたま自民党の政治資金パーティーに参加したことがあって、
そこに来ていた自民党政治家の話を聞いていて、こりゃダメだと思ったのを思い出した。
今回の総裁候補の人もいたなぁ。。。
ぜんっぜん大物オーラなくて、びっくりするくらい小物感を感じたけど。
彼らは昔の良き時代の自民党(の利権構造)を復活させたくて仕方がないようで、
この数年で、世界は劇的に変化していて、これまでの意識ややり方では通用しなくなっていくことを全く理解できていないようだった。
その時僕はこう思った。
ああ、政治家というのは、世の中で最も社会的生産性の低い人たちなんだと。
そう、政治家の99%は社会的生産性はとても低い。
むしろ官僚のほうが実務を遂行し世の中を動かしているという点ではるかに生産的だ。
しかし、ごくまれに強い信念と実力が伴う政治家がでてくると、世の中を大きく動かすとてつもない原動力になる。これは政治家にしかできない大きな仕事だ。
その1%の特異な政治家が抜群に生産性が高いため、残りの政治家の低レベルさを埋めてしまえるのだ。
1%でも多すぎるかも。。。もっと低いかもしれない。。。
今、この日本に必要なのは、圧倒的に社会生産性の高いたった1人の政治家。
その他大勢がいくら頑張っても大同小異。
そして、現時点でもっとも社会生産性が高いであろう存在は、間違いなく橋下さん。
やっぱり国政選挙にでて、総理大臣やってほしいな。
自民党総裁候補の話を聞いて、心からそう思った。
でないと、また4年間無駄になってさらに日本が沈没してしまう。
無駄にするくらいならまだましで、下手すると沈没を加速させかねない。
橋下さん、次の次では遅きに失するかもしれないですよ。
時は今 維綱の刷新 橋の下