2014年10月31日金曜日

頑張れソニー モバイルはソニー大復活のための唯一の戦略商品

ソニーモバイルの鈴木社長が更迭された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141030-00000095-mai-bus_all

今期はかなりの損失を計上してしまったことが原因。

この記事では安価で販売する中国勢の台頭に勝てなかったという理由が書いてあったが、どう考えてもドコモがiPhoneを取り扱い始めたことが大きく影響していると思われる。

昨年、ドコモがiPhoneを取り扱う前までは、ツートップ戦略ということでソニーのXperiaとサムスンのGallaxyを全面的に押し出して販売していた。

ただ、ツートップ戦略とは言っても日本ではGallaxyより国産のソニー製のほうが好まれるだろうから、販売数は相当ソニー側に偏っていたはず。
このツートップ戦略はソニーのためだけにあったと言っても過言ではないと思う。


ところが、ドコモでもようやくiPhoneを扱うことができるようになり、販売戦略は一変。
たちまちiPhoneのプロモーションばかりが目立つようになり、おそらく販売の現場でもこれまで溜まっていた鬱憤を晴らすように、お客様にiPhoneをお勧めしていったものと思う。

なにより、ドコモユーザーが待ち望んでいただろうし。


今考えると、ツートップ戦略というのはiPhoneを販売することを想定していたドコモによる、ソニーへの最後の贈り物だったのかもしれない。

これまでありがとう。来年からiPhone売るから、たぶんソニー製の端末は売れ行きは相当鈍る。だから最後にできるだけ儲けさせてあげる。

こんなとこか。。。


次の社長になる十時さんは、ソニーグループの構造改革で実績のある方のようだが、どちらかというとクリエイティブな仕事の実績があるわけではなさそうなので、戦略的にモバイル事業を小さくしていくためだけの人事なのではないか。(あくまで推測)

不採算事業の縮小というのは精神的にはきつい。
それは確かだが、やるべきことは明確なので、腹さえすわっていれば誰でもできる。


今、ソニーには創造的なサービスや商品を産み出すためのリーダーが明らかに不足しているのだろう。

モバイル分野を縮小するということは、ソニーの未来を縮小するということだ。
それだけ戦略的に重要な分野であることを前提に改革してほしい。

とりあえず、Xperiaとかいうわけのわからないブランド名はさっさと変えたほうがいい。
そもそも名前がかっこわるい。ソニーらしくない。

ソニーがなぜメジャーブランドになれたのか、「SONY」というシンプルで美しいブランド名が響いたからだ。

これぞソニー、「It's a SONY」を具現化するような製品とブランド力を復活してほしい。

そうすれば、そろそろiPhoneも飽きてきたなーと思っているユーザー、国産メーカーを応援したいと思っているユーザー、もともとソニー好きだったユーザー(私もその1人)は振り向いてくれるはず。

ものごとは振り子のごとく、必ず反転する。
糸さえ切らずに踏ん張っていれば、いつかすごい勢いで復活できる。

Appleがそうだったように。
1990年代のAppleが今のようになると、いったい誰が想像していただろう。


だから、頑張れソニー。
頑張っている姿を伝えろソニー。

実はそう思っている潜在的なソニーファンは多いのだ。