2019年4月22日月曜日

世界で戦うなら東京、アジアで戦うなら大阪

衆議院大阪12区の補選は日本維新の会の藤田文丈さんが当選した。

維新は先のダブルクロス選での勢いそのままに、池田市、八尾市の市長選も合わせてとり、大阪地域で着実に支持基盤を拡大した。

大阪が停滞してきた状況で、この10年の維新政治で改革してきたことを大阪府民が実感し、それが維新の支持に寄与したものだと思うが、2025年の大阪万博を見据えると、大阪の完全復活はまだ緒についたところだろう。

東京一極集中から大阪との二極へというスローガンを掲げているが、現実はまだうまく住み分けができているわけではない。東京は国際都市間競争に打ち勝つためにますます発展して力をつけていく必要があるし、その力を大阪に分散したのでは東京としても戦っていくことができない。

だからこそ、大阪単独での力を強くする必要がある。


そこで1つ提唱したいのが、大阪の地の利を最大限活用できる「アジア戦略の拠点」としての位置付けだ。

言うまでもなく、アジアのマーケットの成長は世界の経済成長を牽引する中心的役割を果たしている。今後20年間は、間違いなくアジアの成長を中心に経済活動が波及していくだろう。

これまでは、世界と戦うために企業の多くが大阪から東京へ本社拠点を移したが、アジアの成長を取り込み、アジアに目を向けて戦うなら「大阪」という位置付けを確立することが、大阪にしかできない役割になると考える。

アジアからのインバンドの数は、関空が成田を凌駕していることからも、地の利とマーケットの大きさ、地域の特性を最大限活かせるだろう。

万博誘致とIRも最大限活用できれば、東京の機能と被ることなく、アジア展開の戦略的拠点として大阪は成長していける。


その可能性に大いに期待したい。