えー、石原都知事が辞任されるという発表がありました。
どうやら新党を結成して、次の総選挙に出馬するようです。
齢80歳。
あの年であれだけ元気なのはすごいことだが、果たして国民や都民にとって良いことなのかどうなのか、しっかり見極める必要があるでしょう。
思い返せば前回の知事選の時でさえ、多選であり年齢的なこともあってかなり敬遠していた人も多かったと思う。
それでも圧倒的得票数で勝利したのを見たときに、やれやれと思ったものだが、そのまんまの人がなるよりはましだという程度の感想だった。
しかし、今回は新党を結成してまで国政にでるということで、その意思の裏にはいったい何があるのだろうか。
考えられる理由は3つ。
1つは尖閣問題で事の発端となったことで、保守的思想が支持されていると勘違いしているのではないかということ。
2つ目に、自民党総裁選で愚息の伸晃氏が落選し、さらに様々な失言によって、かえって無能さをひけらかすことになり、将来的にも総理の椅子は遠のいてしまったこと。
3つ目には、もともと総理大臣になりたかった慎太郎氏自身、ダメもとでチャレンジしたいという想いが強くなったこと
と、こんなところだろう。
いずれも、自己中心的な野心が発端になっているように思える。
さて、そうなると都知事も席が空く事になるわけで、都知事選もどうなるのだろうと思うわけだ。
そのまんまの人は勘弁してほしい。
でも、こんな時代に政治家をやりたいなんて言う人は、よほどの変人か馬鹿か、政治屋(政治家を家業として給料をもらい続ける人・世間知らず)くらいのもの。
最新の世の中の動向を分かっていて、なおかつ判断力も人間力も胆力もあるという人は、政治家なんて職業を選ばない。
だって、そんな人がビジネスやってたら大成功するわけだから、高々2000万円程度の給与で、家族や自分の人生を晒しながら、大変な思いをしなければならないのは割に合わない。
昔みたいに成長していた時代ではないのだから、利権の分配なんてたかが知れている。
むしろ、大阪で橋下さんがやってるように、一部の人からは徹底的に嫌われるくらい予算の付け替えや削減をやらなければならない、とてもとても嫌な役回りだ。
そういう意味で、民間人の時は億単位で稼いでいたにも関わらず、府知事に立候補して大阪の改革を進めている橋下さんは立派だと思う。
大阪に対してよほど問題意識・危機意識があり、志をもって決断したことは想像にかたくない。
てなわけで、今のような世の中で立候補してくる人が、本気で改革をやりきれる能力と適正があるのかどうかを見抜くには、すでにビジネスや実学の分野で一定の成功をおさめているかどうか、この1点で判断しても良いのではないでしょうか。
そうでない人の中でも優秀で信頼できる人はいるかもしれないけれど、政治の世界ばかりに携わっている人には、昨今の世の中の劇的な変化に全く対応できていないことも多く、スキルはあっても的確な判断ができない傾向が強いように思います。
これでへたな人が都知事になって、大阪で橋下改革が実現したら、東西の勢力図も結構大きくバランスが変わるかもしれないと思うわけです。
解散総選挙は年内は微妙になってきましたが、都知事選は年内なので、まずは日本の成長のエンジンでもある東京のリーダーが誰になるのか、とても注目ですね。
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