2013年7月10日水曜日

マクドナルドに注目

5月度から一部商品を値上げし、客単価向上に戦略転換したマクドナルド。

今は1,000円バーガーキャンペーンなどで、さらに客単価を向上させる施策を積極的に打ち出している。

そのような中、一昨日6月度の月次業績が発表された。

http://www.mcd-holdings.co.jp/financial/monthly/index.html

月次レポート:売上高ほか 前年同月比
2013年7月8日更新(毎月10日前後)
(単位:%)
2013年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
全店売上高-15.2-10.4-1.7-1.92.12.6
既存店売上高-17.0-12.1-3.6-3.70.51.0
客数-8.1-10.95.82.7-3.1-2.7
客単価-9.7-1.4-8.9-6.23.73.8
※マクドナルドセールス財務データより抜粋


客単価は値上げ効果もあって5月に引き続き前年を3.8%上回り、売上も1.0%向上している。

そういう意味では成功していると言えるかもしれない。


しかし、僕が着目しているのは客数だ。前年対比2.7%減である。

ここ数年の値下げ戦略で、マクドナルドの客層は少し入れ替わったのではないかと思う。

そのため、値上げに対しては敏感に反応し、少し客足が遠のく可能性がある。


それに、一度値下げをした商品は、自らその商品価値の期待値を下げてしまっているので、同じ価格を支払うことに抵抗感を覚えやすくなる。

結果として、客数が減少していくことになりかねない。

実際、5月、6月の数字はそのような傾向を示している。


マクドナルドはこれまでマーケティングを駆使して最大限成長してきたため、その伸びしろが限界にきているのではないかと思える。

世界フランチャイズチェーンとして、日本独自でやれることには限界があるのかもしれない。


今後も外食企業の雄として、その動向を着目していきたい。


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