2012年11月17日土曜日

維新減速か

維新、太陽との合流決定=代表・石原氏、代表代行・橋下氏


さて、日本維新の会と太陽の党の合流が決定したようだ。

橋下さんとしては、自分がどうしても衆院選に出馬できないため、「頭」になってもらえるという意味で石原さんとの合流を決定したのだろう。

が、石原さんが代表になったことで、日本維新の会がどのような方向性を向かって国を作っていくのかがわかりにくくなったことは間違いない。

もともと、原発や消費税の問題など、石原さんと維新の会の政策は真逆であったわけで、合流して維新の会の政策に一本化すると言われたところで、理解できないでしょう。

もし、本当に石原さんが維新の会の政策を進める代表者として国政を担うというのなら、もともと個人でもっていた政治信条を簡単に変えてしまったということだ。

これは、政治家がもっともやってはいけないことだ。

何のために自身の政治信条を変えてまで維新の会と一緒になりかったのか。
人々は敏感にそれを感じている。

加えて、80歳を過ぎた石原さんに総理大臣になってほしいと思っている人は少ないだろう。
東京都政での横暴なやり方をみていても、なぜ石原さんが代表でなければならないのか、理解に苦しむ。

橋下さんとしては、めずらしく見誤ったな。
それほど国会議員団との距離感が調整できず、焦っていた証拠かもしれない。

維新の会は、今回の衆院選はとても苦戦すると思う。

むしろ、みんなの党のほうが議席を伸ばす気がする。


日本人の特性として、ぶれないとか、胆力があるとか、そういうところに惹かれる傾向がある。

先日の与野党党首討論の時の野田さんのように、信念をもった言葉を発言し、それが語気にも伝わるようなプレゼンテーションを見たときに、本気だと感じるのだ。

そういう意味で、野田さんの先日の話し振りで、民主党はかなり持ち直したはずだ。
相対的に自民党の勢いはそがれただろう。


みんなの党は、一貫して自分たちのアジェンダにこだわってきた。

維新の会の勢いに押されて、一度は存在感が薄れてしまっていたが、やはり時間をかけて練ってきたものは価値がある。

太陽の党なんて、つくっていきなり合流して解散なんだから。
あまりにも馬鹿にしている。


結局、何を優先しているのか、国民はよーく見ている。

政局なのか、自分の当選なのか、総理大臣になりたいという欲なのか。


さて、いよいよどこが比較第一党になるのかがわからなくなってきた。

順当にいけば自民党だろうけど、体質は古いままで大きく変わったように見えない自民党では魅力に乏しい。

自民:民主:みんな&維新:その他=4:3:2:1 くらいになるかな。







2012年11月8日木曜日

SONYが諦めた日

ソニーがiTunesに邦楽配信 開放に転換 


あーあ。
先にやっちゃった。

8年間も粘ってきたのに。。。

これでSONYはAppleの軍門に下ったことになる。
もうAppleと真正面から戦うつもりはないという意思表示だと思う。

これまで最大手のSMEがAppleに楽曲を提供してこなかったのは、SME自体が曲の管理を徹底していたということと合わせて、親会社であるSONYへの配慮があったためだ。

もちろん、消費者にとってはとても喜ばしいことだ。

SME所属のアーティストは数多く、魅力的な楽曲も多い。

しかし、だからこそ、SONY復活のためのキラーコンテンツであるべきだった。

これで、SONYとして唯一のコンテンツと言えるものを失ったことになる。

短期的にはSMEの業績に寄与するとしても、中長期的には勝つための武器を自ら捨てたに等しい。

今、シャープ、パナソニック、NECといった旧来の家電メーカーがとても苦戦をしているが、SONYも同じような状況に陥る可能性が高くなった。


成熟してモノが余ってくる時代に求められるのは、革新的なハードか魅力的なコンテンツのどちらかしかない。
そこそこのハードやどこでも手に入るコンテンツに付加価値は存在しないのだ。



2012年11月4日日曜日

iPadminiとNexus7


買ったよ! iPad mini購入レポート in アップルストア銀座(10:25更新)



先日、AppleからiPad miniが発売された。

たまたま時間があったので、銀座のアップルストアに行って、実機を手に取って見て来た。

うーん。薄いし軽い。
半年前にiPadを買ったことを少しだけ後悔。

みんな感想として言っていることだが、iPadは持ち運ぶには少し重たい。
ましてや、電車の中で片手でもって読書をするという端末としては向かない。

しかし、miniならば片手でも扱いやすく、画面が大きいのでiPhoneよりも見やすい。


ここらで真剣に検討してみようと思っているのが、iPhoneの解約。

iPad miniでテザリングができるようなので、思い切ってiPhoneとデータ通信用に使っているemobileを解約してしまおうかと。

すでにiPhoneはメールとネットサーフがメインで、通話は会社契約のフューチャーフォン(通話定額の定額プラン契約)でことたりてしまう。

使い方から考えると、iPadminiでできることと変わらない使い方をしているからだ。

iPhone5に切り替えるのを迷っていたけど、そろそろいいかなー。

それくらいiPadminiのインパクトは強かったと思うのです。


それと、これは高齢者向けのデジカメとしてもいいかもしれない。

画面が大きくて見やすいので、シャッターも押しやすい。

なにより、撮ったその場で大きな画面で確認できる。


親にプレゼントしようかな。


一方、少し前に発売されたGoogleのNexus7も触ってみたが、こちらはどちらかというとスマートフォンを大きくしたような印象。

iPadminiは、文字通りiPadを小さくしたような印象があり、画面の見え方も持った感触も全然違う。

厚さが3mm程度違うのだが、これは持ってみるとその差がすごくよくわかる。

持ったときの感触は断然iPadminiのほうがしっくりくる。


あとは好みの問題になるかもしれないが、iPhoneや他のスマートフォンを持っているひとは、Nexus7を買うメリットはあまりないかもしれない。

ちょっと中途半端かな。。。

それだったら、Kindle Paperwhite3Gのほうが機能特化していて使いやすいのではないだろうか。


    ←これもセットがいいね。




2012年10月28日日曜日

小型タブレット商戦と電子書籍市場の覇者予想

キンドルはいつかタダになる

そうか。

そういうふうにも考えられますね。

楽天のkoboもプレミアム会員向けに無償配布したみたいだし、現実的にもありえるかもしれませんね。


先だってAppleからもiPadminiが発表されたので、買おうかどうか迷ってたのですが、現時点では思いとどまりました。

だって、小型タブレットは1台で十分だし、もう少し様子をみて、コンテンツが一番充実して使い勝手が良くなりそうな端末にしたほうが良いと思ったからです。

それに、iPadminiは32Gであってもカバーをつけるとちょうど4万円くらいになり、iPadを持っている僕としては、そこまで欲しいかと自問し、疑問に思ってしまったことも躊躇した理由です。


キンドルホワイトペーパーが8480円で、3G付きでも12800円ですからね。
電子書籍リーダーとしてみれば、キンドルのほうが魅力的に思えます。

ただ、だからといって、現時点でのキンドルもコンテンツは中途半端な印象が強く、もう少し待ってみようかなと。


おそらく半年もすれば趨勢が判明するでしょう。

3月くらいにはAppleも新型をリリースするでしょうし。

それを待ってからでも遅くはないなと判断したわけです。


しかし、iPadminiが同価格でRatinaディスプレイだったら買ってたかもしれません。

それだけ、今回のiPadminiはスペックと価格が微妙なバランスでしたね。
しかもそれは、Apple製品としてのバランスというよりは、他社比較でのバランスという意味合いが大きい分、これまでとは違っている気はします。


いずれにしても、この分野で勝てる会社(大きな利益が稼げるという意味)は1社か2社でしょうから、興味深く見守っていきたいと思います。

本命Apple、対抗Amazon、大穴Googleですかね。。。

あら、日本企業が入ってませんな。

残念ながら、楽天のkoboは既存ビジネスモデルの優位性を活かしきれないという点で、他3社との戦いではかなりの劣勢を強いられると予想しています。

実際、僕自身で考えてみても、他3社が提供しているハードとソフトを総合的に考えて、koboが魅力的には思えないからです。


すでにiPhoneやiPad、iPodで数多くの端末を普及させているApple、
アメリカの豊富な実績や直営の電子販売に力を持つAmazon、
Nexus7を投入し、Androidを活用していくであろうGoogle、

koboを何台配布すれば追いつけるのか考えると、すでにスタート時点でかなりのハンディを負ってますからね。


三木谷さんとしてはチャレンジであるとともに、防衛策でもあったkobo事業なんだと思いますが、見切りは早くしないと大きな痛手になるでしょうね。

来年の3月あたりに各社の新機種が出そろうタイミングが1つの区切りになると予想してます。















2012年10月27日土曜日

ソニー復活のシナリオと戦略を考えてみた


日本の家電メーカーがひどいことになっている。

シャープはまた大赤字を計上しそうだし、パナソニックも欧州の携帯事業から撤退を決めたようだ。

まあ、革新的な商品を出せるわけでも圧倒的に低価格な商品を出せるわけでもなく、ただやみくもに突っ走るだけでは勝てなくなったことを、しっかり理解する良い機会になるでしょう。


さて、そんな中で、新経営陣になってスタートしたソニーに注目したいと思います。

もともと、Appleがこんなに成長する前まで、家電メーカーでNo1のブランドといえば、間違いなく「SONY」でした。

僕も、iPhoneに切り替えるまで、携帯電話はずっとソニー製のものを使っていたし、PCもその他の家電製品もソニーブランドを愛用していた一人です。

それがいつのころからかAppleにその地位を完全に奪われてしまった。


振り返ってみると、それはiPodから始まっているように思う。

それまでは携帯音楽プレイヤーといえば、圧倒的にソニーのウォークマンでしたよね。

そこへiPodが登場し、さらにiPodnanoが発売されて火がついた。

小さくて薄くて先進的なデザイン。
ジジジと回せるトラックパッドの心地よさが、その裾野の広げて行きました。

もちろん、多くの楽曲が提供できるAppStoreという仕組みがあったことが最大の成功要因でもあります。

その後、iPhoneやiPadが発売されてAppleの快進撃はものすごい勢いになっていくのですが、そのスタートは間違いなくiPodnanoだったと思うのです。

つまり、世界共通で流通していて最大のコンテンツである「音楽」を制するところからスタートしたということです。

考えてみると、ウォークマンも音楽を制した商品でした。

そこからSONYブランドの快進撃が始まったと言っても過言ではありません。


そういう意味で、iPodnanoと当時のウォークマンは同じくらいの衝撃があったでしょう。


さて、それらを踏まえた上で今後のソニーが勝つための戦略を考えたいと思います。

まず、現在の置かれている状況ですが、売れ筋の商品の中心はモバイル端末にシフトしており、通信ができる機能をもつ魅力的な商品を産み出すことは必然になってきています。

Appleがとても高い利益率をたたき出すことができるのは、商品群を絞り込み、共通で使える部品を増やし、世界的に同じ商品を大量販売してさらに価格競争力を産む仕組みがあることです。

そこにAppStoreを通じて、アプリや音楽、映画を配信する仕組みを作り、さらにそこでも利益が上乗せされます。

ハードだけでも競争力の高い商品を作りながら、ソフト面でもアプリの数は圧倒的に魅力があります。

このハード面とソフト面の魅力がお互いに相乗効果を発揮し、商品力を高めているのです。

今の日本の家電メーカーがいくら真似してみても、Apple以上の端末をつくれないし、ソフトの魅力もありません。

これで勝てるわけがない。。

画面が綺麗だとか、薄いとかという機能だけでは消費者はピンと来ないのです。

ハードが同程度の完成度になったとしても、そこに提供されるソフトがApple以上のものでなければ、Appleを選択したほうが無難です。

今の状況で敢えてApple製品を避ける人は、よほどのひねくれ者か、メーカーの縁故の人か、どこのメーカーでも同じだと考えるくらいの人です。

それくらい、今のApple製品のハードとソフトの完成度は高いですね。


で、そう考えたときに、Appleに世界で唯一対抗できるのは、僕はやっぱりSONYだと思うのです。

理由は簡単、ハードとソフトの両面を持っている会社だからです。


しかし、今のままではだめです。
まず、組織を統合しましょう。会社が多すぎます。

手っ取り早く、ソニー本体とソニーミュージックを経営統合したいですね。

で、ソニーミュージックのコンテンツだけでなく、AppStoreよりも多くの楽曲を提供できるプラットフォームをつくりましょう。

現在、AppStoreにはソニーミュージック所属のアーティストの楽曲は提供されていない。

まあ、これはアップルに対抗しての措置なんだろうけど、魅力的なアーティストが多いので消費者はわざわざCDを買ってきて取り込むしかない。

今時こんな面倒くさいことしない人が多いので、よほどのファンでない限り、そんな行動にもならないでしょう。

とにかく、やはり世界的な共通コンテンツである「音楽」で対抗できるのだから、そこに重点を置くべきです。

少し前に、ガッキーのウォークマンのCMを観たときに、おっようやく本気になったかと思ったら、期待はずれで残念でした。

あの勢いで、とにかく提供できる音楽を増やしてほしい。
社内政治的な闘争をしている場合ではないですよ。平井さん。


それから、ハードとOSをどうするのかということになるわけですが、特にOSが問題です。

Appleは自社開発して完全に最適化したOSを各製品にカスタマイズしながら統合化していますが、SONYが独自で開発していくのはスピード的に難しいかもしれません。

ということはどこかと組まないといけないわけですが、
個人的には、Googleさんではなく、Microsoftさんがおススメですね。

今日発売されたWindows8はかなり評判高いです。

しかし、結局Windowsもハードとソフトを統合しているわけではないので、Appleに対抗しようと思えば、やはりハードの魅力を最大限活かせるOSを考えるべきです。

最近のウォークマンにはAndroidが搭載されてるみたいですが、ちゃんとハードとコンテンツ配信の連携がとれてるのでしょうか?? その点確認してみたいですね。


そしてハードについては、通信機能をもった端末というのは、大きくこの5つに集約されていくと思います。

①スマートフォン  通話、メール、ゲーム、SNS、音楽
②小型タブレット  読書、メール、ゲーム、SNS、インターネット
③タブレット    読書、インターネット、仕事、動画
④ノートパソコン  仕事、インターネット、動画
⑤TV端末      TV、動画、インターネット

この中で、まずは音楽配信に手軽な①とiPodnanoみたいな商品は作ってほしいですね。

もともとウォークマンはあるわけなので、しっかりとXperiaも統合したプラットフォームで様々な音楽がダウンロードできる共通の販売スキームが必須です。


次に、重要なのが、③のタブレット式の端末です。

現在、この分野はiPadの独壇場ですが、ここはまだまだ入り込む余地があります。

まず、現時点でのiPadは、どちらかというとノートPCを代替しているイメージがあります。
逆に言うと、ノートPCがあれば、iPadはあまり必要ありません。
実際、ノートPCとiPadの両方を持ち歩いている人は少ないと思います。

なぜか、ノートPCのほうが機能性が高いからです。
2台持つのは重いですしね。


なので、発想のアプローチを変えます。
ノートPCの置き換えということではなく、ノートの置き換えにすればいいのです。

ノートPCと手帳やノートを持ち合わせている人は多いですから、軽くて完全に代替できるならとても魅力的です。

具体的な仕様は、厚さ6mm以下、画面の大きさはA4サイズ。重さは400g以下。
※ちなみに新しいiPadは厚さ9.4mmで重さは652g。

書くペンの種類も豊富にあると良いですね。
モンブランとタイアップするとか。

書き心地も追求したいですね。
文字の太さや色を変えれたり


iPadでもペンで書けるようになっていますが、あくまでも指先で扱うことを前提にしているので、設置面が大きくてペン先は太くてノートって感じではないのです。

もしかしたら、ペン側の革新的技術があれば実現するのかもしれないですね。
そしたら画面そのものは薄くできるかもしれません。

iPadもiPadminiもいらないけど、ノートが代替できるなら欲しいっていう人、多いと思うのです。

もっと言えば、学校教育現場では、iPadより使いやすくなりますよ。
電子ペーパーに近いイメージですね。

名前は「S-note」
価格は14,800円

これを是非ソニーに作ってほしいのです。
だったら買う。絶対。

なぜなら、新しい体験を提供することになるから。

ウォークマンを発明したSONYも、iPhone、iPadを発明したAppleも、どちらも新しい体験を提供したから爆発的に売れたのだから。





2012年10月26日金曜日

日本の右傾化と対策


「日本政界の右傾化加速」=警戒感あらわに―韓国メディア



まあ、確かに石原さんはかなり右寄りな政治家であることには違いない。
当選して国政で主導権を握れるかどうかはわからないけど。


で、石原さんが出馬を意思決定した背景には、それを後押ししてきた世論も大きく影響していると思うんですよね。

その証拠が東京都に寄せられた尖閣諸島を購入するための寄付金の額

 【受付件数・総額(10月25日現在)】

 件数 103,275 件 
  ※うち、ゆうちょ銀行受付件数 11,516 件 (10月22日現在 )

 総額 1,478,336,258 円
  ※うち、ゆうちょ銀行受付額 109,593,852 円

こんなことになってますよ。はい。

それだけ多くの国民が感心を寄せ、応援する意思を示したということでしょう。

たぶん石原さんは、これだけの支持が集まったのだから、自分も支持されると思っているのでしょうね。


確かに、竹島問題と合わせて日本の領土問題や、憲法9条の改正、自衛隊の国防軍化など、右寄りな議論が活発化してきています。

僕もどちらと言えば若干の右寄りであると自覚していますが、それは、日本という国に愛国心を持ち、日本人であることに誇りを持っているという意味であり、別に他国と戦いたいと思っているわけではありません。

たぶん、多くの日本人はそのくらいの認識だと思うんですよね。



僕は、日本のように社会的にも科学文明的にも成熟した法治国家の国民が、どのような理由があったにしても戦争を望むことはないだろうと思っています。

現代は第2次世界大戦前と違います。

仮に、日本の国土(日本人が普通に生活している土地)が他国の暴力によって蹂躙されるようなことがあれば、それは国際法に則って解決できる仕組みがきちんと機能するでしょう。


ましてや、今の日米同盟がきちんと機能する限り、大規模な戦争になることはありえません。

だって、あの程度の暴動でも日中の経済に大きな打撃を与えるほどですよ??

中国が脅威だとギャンギャン言っている人がいますが、せいぜいあの程度です。
幸いなことに日本人の死人はでていません(発表されている限りでは)

尖閣諸島や竹島のことでもめることができるのは、あくまでも人が生活していない土地の紛争だからです。

これ、誰かが住んでる島や土地なら、そもそもこの程度ですむわけないですから。
いずれも、人命がかかってないから適当に威勢のいいことを言ってるだけですんでいるのです。

もっと深刻に対応しなければならないのは対馬や沖縄ですね。
こちらのほうがよほどやばい状態だと思いますよ。

気がついたときには、韓国人と中国人に土地を占拠されているという事態になりかねません。
それこそ、そういう特殊な地域は、外国人の土地の売買に制限をかける法律をつくるべきです。

こんな簡単なこともやらずに、自衛隊を国防軍になどと宣伝している国会議員ははっきり言って無能だと思います。


ちなみに、こういう法律は国内法で制限する話なので、もしTPPに参加すると、そのような法律も適用できなくなります。
本当に怖いですよね、TPP。

自称保守派の人でTPPを推進している人の理屈はどのようになっているのか、一度聞いてみたいものです。


さて、話を戻しますが、本質的な話として、それなりに成熟し経済活動が回っている国において、大きな規模での戦争は勃発しえないと僕は考えています。

唯一ありえるのは、今後の世界的な人口増に伴い、水や食料、エネルギーが不足し、暴動的に世論が盛り上がって戦争に発展するというパターンのみです。

しかし、情報通信手段がこれだけ発達した現代の世界では、事前に受給が調整されることによって、その可能性さえ小さくなるように思います。

そもそも、核爆弾など使って他国を攻めた場合、その時点で国際的にはどこも貿易してくれなくなるでしょう。
そんな非人道的な国と誰が取引しますか?

イラクだって北朝鮮だって、核爆弾を開発はしたけれど、実際に撃ったわけではない。
それでも経済制裁をうけて、国内経済はガタガタになりました。


いかに独裁国家であったとしても、民衆に正確な情報が届く現在では、1人の独裁者の判断によって国民全体を危険にさらしたり、経済的に負荷をかけることなどできません。

正確に言うと、できなくなりました。

すごいですね。Twitter、Facebook


もう、そのような考え方は通用しないということをアラブの春は教えてくれているのです。


それでも右寄りの世論がでてきてしまうのは、日本が平和であるからであり、平和であるからこそ刺激を求めるのでしょう。

特に男の人は、遺伝子的に競争に勝つということに喜びを覚える本能があり、自分が応援するものが勝つということで興奮するのです。

サッカーや野球の応援で興奮するのはこのためです。

そういう意味では、近年、オリンピックやサッカーのワールドカップが国民行事となり、人々が熱狂するのは、代理戦争みたいなものですね。


軍備を強化するより、スポーツ強化するほうがよほど安上がりに富国強兵できると思うんですけどねwww










2012年10月25日木曜日

赤い糸の女が面白い

今、昼ドラで赤い糸の女という番組をやっている。

たまたまニュースで椿鬼奴が面白い役ででているという話を聞いて、動画サイトでまとめて観てみた。

やばい。面白い。。。

というか、椿鬼奴が主人公の同僚OLの役で出演しているのだが、その役と台詞が面白すぎる。

コントか? と思えるような感じなので、真面目に演じているドラマの設定だと思うと、本当に笑える。

まあ、あとは昼ドラおなじみのドロドロした人間関係が描かれているのだけれど、かなり展開スピードも早くて、内容はてんこ盛り状態。


ありえないくらい非現実的な話で、わざとらしいほどの演技だったりするのだが、あえてそういう演出していると思えば、それも楽しめる要素だ。

ドラマというより、真剣な演技をしているパロディという感じ。

一度観ればわかりますよ。。





都知事が辞任! に思う

えー、石原都知事が辞任されるという発表がありました。

どうやら新党を結成して、次の総選挙に出馬するようです。

齢80歳。

あの年であれだけ元気なのはすごいことだが、果たして国民や都民にとって良いことなのかどうなのか、しっかり見極める必要があるでしょう。

思い返せば前回の知事選の時でさえ、多選であり年齢的なこともあってかなり敬遠していた人も多かったと思う。

それでも圧倒的得票数で勝利したのを見たときに、やれやれと思ったものだが、そのまんまの人がなるよりはましだという程度の感想だった。

しかし、今回は新党を結成してまで国政にでるということで、その意思の裏にはいったい何があるのだろうか。

考えられる理由は3つ。

1つは尖閣問題で事の発端となったことで、保守的思想が支持されていると勘違いしているのではないかということ。

2つ目に、自民党総裁選で愚息の伸晃氏が落選し、さらに様々な失言によって、かえって無能さをひけらかすことになり、将来的にも総理の椅子は遠のいてしまったこと。

3つ目には、もともと総理大臣になりたかった慎太郎氏自身、ダメもとでチャレンジしたいという想いが強くなったこと

と、こんなところだろう。

いずれも、自己中心的な野心が発端になっているように思える。


さて、そうなると都知事も席が空く事になるわけで、都知事選もどうなるのだろうと思うわけだ。
そのまんまの人は勘弁してほしい。

でも、こんな時代に政治家をやりたいなんて言う人は、よほどの変人か馬鹿か、政治屋(政治家を家業として給料をもらい続ける人・世間知らず)くらいのもの。

最新の世の中の動向を分かっていて、なおかつ判断力も人間力も胆力もあるという人は、政治家なんて職業を選ばない。
だって、そんな人がビジネスやってたら大成功するわけだから、高々2000万円程度の給与で、家族や自分の人生を晒しながら、大変な思いをしなければならないのは割に合わない。

昔みたいに成長していた時代ではないのだから、利権の分配なんてたかが知れている。
むしろ、大阪で橋下さんがやってるように、一部の人からは徹底的に嫌われるくらい予算の付け替えや削減をやらなければならない、とてもとても嫌な役回りだ。

そういう意味で、民間人の時は億単位で稼いでいたにも関わらず、府知事に立候補して大阪の改革を進めている橋下さんは立派だと思う。

大阪に対してよほど問題意識・危機意識があり、志をもって決断したことは想像にかたくない。


てなわけで、今のような世の中で立候補してくる人が、本気で改革をやりきれる能力と適正があるのかどうかを見抜くには、すでにビジネスや実学の分野で一定の成功をおさめているかどうか、この1点で判断しても良いのではないでしょうか。

そうでない人の中でも優秀で信頼できる人はいるかもしれないけれど、政治の世界ばかりに携わっている人には、昨今の世の中の劇的な変化に全く対応できていないことも多く、スキルはあっても的確な判断ができない傾向が強いように思います。


これでへたな人が都知事になって、大阪で橋下改革が実現したら、東西の勢力図も結構大きくバランスが変わるかもしれないと思うわけです。

解散総選挙は年内は微妙になってきましたが、都知事選は年内なので、まずは日本の成長のエンジンでもある東京のリーダーが誰になるのか、とても注目ですね。


2012年9月26日水曜日

自民党 安倍新総裁誕生

先ほどの自民党総裁選挙によって、安倍さんが新総裁に選出された。

石破さんとの決選投票も、結果的に安倍さんが勝つこともある程度予想どおり。


それにしても、安倍さんと谷垣さんのスピーチは良かった。

言葉が力強く、覚悟がにじみ出ていた。


この流れだと、次期衆議院選挙では自民党が圧勝するかもしれない。

維新の会もそれなりに伸ばすだろうけれど、やはりタレント不足は否めないだろうし、今日の様子を見る限り、思いのほか安倍さんのリーダーシップが頼もしく、橋下さんと比較しても見劣りしないように思える。

また、橋下さんは自身が総選挙には出馬しないということも表明しており、維新の会が国政選挙代表者をたてたとして、安倍さんと比較して勝てる人を立てるのは、そう簡単ではないだろう。

結果として、民主党は大敗するとして、維新の会も、みんなの党も期待するほど票が伸びない可能性が高い。


自民党は腐っても自民党だったということか。

2012年9月25日火曜日

政治家は武将たりえるのか?

自民党総裁選を明日に控えて、尖閣問題や竹島問題などがあったが故に、領有権や国土保全についての話題が多い。

総裁候補の話を聞いていると、国土と領海を守るために、毅然とした対応で国益を守るというニュアンスで話しているけれど、実際に総裁自身が現場で対応するわけではない。

勇ましいことを言えば言うほど、口先だけに思えるのは僕だけだろうか。。


昔のリーダー、特に武将と言われる人たちは、自ら甲冑を付け刀を握り、時には最前線での戦いにも参加しながら采配をふるい、自分たちの領地を守っていた。

つまり、実際に自らの命もかけるリーダーとして戦っていたのに対して、今の政治家がいくら勇ましいことを言ったとしても、紛争の最前線に赴いて、最前線で指揮をとることなど考えられない。


また、現代の世界情勢を鑑みれば、実際に近隣諸国と戦火を交えるということは民主国家としてお互いにダメージが大きすぎる。

様々な国同士で複雑に関係し影響し合う存在になったことが、戦争することの抑止力となったのだ。

これは、世界全体が経済発展し、豊かになってきたことの一番の成果と言えるかもしれない。

そして、この状況は中国や東南アジアの経済発展がこの数年で急速に進んできたために実現したものでもある。


さて、そのような急激に変わってきた世界情勢の中において、国益とか権益とかという言葉で領土領海を守るという話を聞いてみても、かえって現実味を感じないのである。

誤解を恐れずに言うのであれば、無人島である尖閣諸島を誰かの命をかけて守らないといけないと言っている人の思考回路は理解に苦しむ。

これが実際に日本人が住んで生活している沖縄とか日本本土とかなら理解できるけど。


なので、中国や韓国の過剰な反応によって触発されたおかしなナショナリズムによって、本来重視しなければならない本質的な問題から的が外れてしまっているのではないかと危惧するのだ。

今、日本が立ち向かわなければならない脅威は、中国なのか? 韓国なのか?

全然違うでしょう。


もはや、そういう概念で語れるような悠長なことは言ってられなくなってきている時代なのです。

無差別テロ、
世界的な流感、
人口増による食料不足・水不足、
急激な気候変動、
大規模自然災害、
過度に依存したITに対するシステムリスク

これらは世界的に対応を迫られている危機であり、国という概念よりも「人類」としてどう立ち向かうかということを真剣に考え、協力しながら立ち向かって行かなければならない問題だ。


この数年で劇的に世界が変わったことを認識しなければ、本当に進むべき日本のあり方を見誤るのではないかと危惧するのだ。

そういう点で、維新の会の橋下代表が、竹島は共同管理を念頭に議論すべきと発言したことは、極めて現実的であり、現在の世界の本質をよく理解しているものだと感心した。

問題は解決するためにあるのであって、先延ばしにするためでも、大きくするためでもない。


国益を守ると主張することは、必ずしも日本と世界の安全と幸福な生活を守ることにつながらないという認識を持てば、軽々しくそんな主張はできないはずなのだ。

つまり、そういう発言をしてしまうということは、よほど現代の世界の状態を理解できていないか、自らが紛争の最前線にでていってでも領土領海を守ると本気で思ってない証ではないだろうか。

武将としての胆力もないのに勇ましいことを言うべきではないのだ。




2012年9月19日水曜日

餃子の王将ショック

東京で1人で生活している僕にとって、餃子の王将はとても心強い飲食店の1つ。

家の近くの王将には、月に3〜4回行っている。

いつも注文するのは「チャーハンセット」

チャーハンに定番の餃子1人前と野菜サラダとスープ、唐揚げ・焼売がついたボリュームがありバランスのとれた定番メニューだ。

ある日、僕はいつものようにカウンターに座ると同時に、チャーハンセットを注文。

すると、2分もたたないうちにチャーハンとスープと唐揚げだけ先に運ばれてきた。

何だかいつもより早い。。。

でも、サラダは野菜サラダではなくてポテトサラダだし、
いつもは焼売2つなのにゆで卵1つになってる。。。


何となく納得いかないなーと思いながら、まずはチャーハンを1口。

あれ???
いつもより味がうすい。てゆーか、味付けしてるのか?? 
味気ないチャーハンって、お米が油を吸ってる分まずく感じる。。。

でもまあ、塩分控えめで身体に良いかもとか妙に自分を納得させつつ、唐揚げを1口。

グニャ?????
中まで火が通ってなくて、まるっきり生だ。

さすがに店員に言って取り替えてもらう。


そうこうしていると餃子が運ばれてきた。

むむむ?????
なんかグチョっとしていて、いつものパリパリ感がない。。。


改めて唐揚げが来た。
今度は包丁で切って中まで火が通っているか確認している。

王将らしくないし、厨房の人が変わったのかな? などと思いながら、
薄味のチャーハンを最後食べようとした瞬間、、

ガリっ!!!

なんか固いものを噛んだ。
米に入ってた石か?


最後の最後でも後味悪かった。

食べ終わったらすぐに席をたって、レジで精算。

店長がわざわざ対応してくれて唐揚げが生だったことをお詫びされたが、
唐揚げのこともあるけど、今日はいつもより美味しくなかったよ。。と一言告げて店をでた。

これまで30店舗以上300回以上、王将に行ったことがあるけれど、一番最悪だった。


僕も飲食店でバイトをした経験があるのでわかるが、たまにどういうわけか気合いが入らない日がある。

そういう日は何でもないミスを重ねてしまう。

たまたまそういう日に、重ねて僕にミスのしわ寄せが来ただけなのかもしれない。

でも、これまでヘビーユーザーだっただけに、かなりがっかりだった。


まあ、たいした話ではないけれど、きょうび、まずい飲食店に出会うことが稀なので、
それが王将だったことがショックであった。

信頼関係は1度の裏切りで脆くも崩れてしまう。

一期一会を大切にする精神は、永続的な繁盛店の必要条件だ。




中国リスク

中国全土の約40カ所で反日デモ デモ隊が一部で暴徒化



いまさら言うまでもないのだが、中国という国はリスクが高い。

みんな薄々わかっていたはずなのに、目先の利益とみんなで渡れば怖くない的な安易な発想が、結果的に今回の被害を招いてしまった。

もちろん、それらのリスクはわかっていながらも、メリットのほうが大きいと判断して進出していたのだろうけど。


商いの原則は信頼関係が構築できるかどうか。

そういう意味で、今回のデモという名のテロ活動で示されたのは、あまりに未成熟な民度と鬱憤の溜まった感情が爆発した、とても信頼関係など構築できないと思える惨状だった。

あの映像を見て、これから中国でビジネスしたいと思う人は、よほど中国好きで気合い入ってるか、馬鹿かどちらかではないだろうか?


いま、経済成長している国なんていくらでもある中で、あえて中国に進出する意味が僕にはさっぱりわからなかったけど、最悪な形で証明されてしまったな。。。

もともと、バブル崩壊リスクはかなり言われていたし、今回のような暴動が起こった時に財産権が保護されない可能性がある国で、まともに投資して事業なんてできないよね。


てなわけで、賢明で真っ当な日本人の皆さんは、もっと安定的に事業が営める国に進出しましょう。



2012年9月18日火曜日

社会活動の目的が変わる時代

最近、幸せになるというのはどういうことだろうかと、ふと考える。

幸福の考え方は人それぞれ。

貧乏でも幸せだと思う人もいれば、金持ちでも不幸だと思っている人もいる。

同じような環境でも、その人の受け止め方によって幸福度というものは違ってくる。


一方で、世の中が豊かになる=幸せになる人が増える と定義すると、
豊かになるという指標を幸福度が増すということに置き換えることができる。

「何が」豊かになれば幸福につながるのだろうか?

人々の生活が?
経済が?
モノが?
心が?

しかし、これらは全てつながっており、どれか1つだけ豊かにできるというわけではない。
とにかくこれらを豊かにしていきたいという強い想いと努力こそが、この人間社会を発展させてきた原動力だった。


さて、そこで日本の現状を見てみたい。

この20年もの間、日本の1人あたりのGDPはほとんど向上していない。

つまり、日本人1人が産む出す社会的付加価値はこの20年間ほとんど上がっていないということだ。

これだけIT化や技術革新が進んだのにも関わらず。

これは、1990年ころまでは、何か「新しい価値を産み出す」ことによって世の中が豊かになったり便利になったりしてきた時代であったのに対して、それ以降の時代は
「新しい価値に置き換える」ことによって発展してきたからではないかと思う。

たとえば、昭和の家電三種の神器であったテレビ、冷蔵庫、洗濯機の登場と普及は、明らかに国民の生活を便利にし豊かになった実感をもたらしたが、根本的な付加価値はすでに40年前に達成されており、それ以降の商品は機能強化という代替えにすぎない。

この20年間で劇的な社会的変化をもたらしたものといえば、携帯電話とインターネットが挙げられるが、社会が圧倒的に便利になったと同時に、情報の壁と複写のコストが圧倒的に安くなってしまったため、社会的生産性は相殺されてしまったように思う。

インターネットを見るようになって新聞を読まなくなったとか、携帯電話の普及によって固定電話や公衆電話が減り、さらにゲーム端末の販売も減少してしまったとか。


いずれにしても、これからの世の中というのは、一部で革新的な技術や商品が生まれて普及したとしても、それは従来から存在している社会的機能の代替に過ぎず、そしてその機能が人間からその作業を奪うものであったとするならば、社会全体としては生産性が低くなるということを意味する。

これまでの人類は、”生き残るため”に社会活動を行ってきたわけだが、そういう時代が徐々に終わりを告げ、”人間らしく幸せを感じるため”に社会活動をするようにシフトしていく。


さて、そうなった時にいわゆる需要はどのように推移するのだろうか。
本来、生き残るためには必要のない需要を、わざわざ作りだす必要がでてくる。

ほとんど0でも困らない人もいれば、とにかく周りからは無駄と思われるようなことでもとめどなくやり尽くしてしまう人もでてくるだろう。

人は、今までに経験したことのないものやサービスに魅力を感じる。
その圧倒的な先進性に人々の興味と富が集中し、またさらに新しい革新に興味と富が移って行く。

Apple社の快進撃はまさにこの象徴と言えるだろう。

これからますますこの傾向が強くなるはずだ。


この先50年という時間軸で事業展開を考えるならば、このことを必ず念頭においておく必要がある。


2012年9月15日土曜日

なぜ自民党総裁選はつまらないのか

さっき、報道ステーションで自民党総裁選の5候補が出演して、各人の主張を発言しているの見てしまった。

次の総理大臣候補の方々という表現などがあり、もう痛すぎて見ていられない。

もし、民主党の自滅によって転がってきた比較第一党が自民党になってしまった場合、本当にこの人たちの誰かが総理大臣になってしまう。

どの候補も何の特徴もないし、何を成し遂げたいのかはっきり主張しないしできない。

僕は野田さんの向かっている方向性が間違っていると思っているので全く評価していないが、首相としての力量は、自民党の総裁候補5人よりは上だと思う。

まあ、どちらにしてもどんぐりの背比べだけどね。


そりゃ維新の会に期待がかかるわ。

その維新の会も、先日の討論会を見ている限りでは多くは期待できそうにないし、
やっぱり橋下さん本人で国政選挙にでて、総理大臣にならなければ、リーダーシップを発揮して国の形をリニューアルすることは難しいのではないだろうか。


総理大臣を目指す人を2種類に分類すると、

①総理大臣になることが目的の人
②総理大臣になることは自分が本当に成し遂げたい目的を達成するための手段と考えている人

に分けられる。

この本当に成し遂げたいと思っていることに大義があるのか、
信念を持って本気でそれを強くコミットしているか、話を聞いていれば多くの国民は感じ取ることができる。
そして、国民は誰がどちらに該当するのか適切に見極めようとしている。

小泉さんと橋下さんは間違いなく後者。
野田さんもこちらかな。ただし方向性が間違っているけど。
鳩山さんもそうだと思う。ただし力量がなさすぎた。

今回の自民党総裁選候補の中では、安倍さんくらいか。でも首相経験者ということを考えればやはり迫力不足。

その他の人たちは、全部総理大臣になりたい人のように見える。


昔、お世話になった人に言われた言葉がある。

「野球で4番になりたいと思うな。4番を打てるようになれ」

4番になりたいと思えば、自分の実力が伴わなくても、周囲の人間を陥れたり、誰かに媚を売ったりしてもなることができる。
でも、メッキはすぐに剥がれるだろうし、決して長続きはしないだろう。

実際のプロ野球のような実力世界では、そんなことは起こりにくいのだろうが、ある程度組織のヒエラルキーが存在する世界では、そんなふうに考える人はでてくるものだ。

で、実際に実力がないのにその地位に就いてしまうことがある。
そうなると、その組織全員が不幸になる。

やっかいなことに、そういう組織的ヒエラルキーが存在する世界では、トップリーダーの地位は一度決まるとよほどの理由がない限り周囲から追いやることはできない。たとえ実力が伴っていないと思われていたとしても。

前首相の管さんがその典型例。
周囲は辞めさせたかったが、なかなか実現しなかった。


話を自民党総裁選に戻すと、

去年、たまたま自民党の政治資金パーティーに参加したことがあって、
そこに来ていた自民党政治家の話を聞いていて、こりゃダメだと思ったのを思い出した。

今回の総裁候補の人もいたなぁ。。。
ぜんっぜん大物オーラなくて、びっくりするくらい小物感を感じたけど。

彼らは昔の良き時代の自民党(の利権構造)を復活させたくて仕方がないようで、
この数年で、世界は劇的に変化していて、これまでの意識ややり方では通用しなくなっていくことを全く理解できていないようだった。


その時僕はこう思った。

ああ、政治家というのは、世の中で最も社会的生産性の低い人たちなんだと。

そう、政治家の99%は社会的生産性はとても低い。
むしろ官僚のほうが実務を遂行し世の中を動かしているという点ではるかに生産的だ。

しかし、ごくまれに強い信念と実力が伴う政治家がでてくると、世の中を大きく動かすとてつもない原動力になる。これは政治家にしかできない大きな仕事だ。

その1%の特異な政治家が抜群に生産性が高いため、残りの政治家の低レベルさを埋めてしまえるのだ。

1%でも多すぎるかも。。。もっと低いかもしれない。。。


今、この日本に必要なのは、圧倒的に社会生産性の高いたった1人の政治家。
その他大勢がいくら頑張っても大同小異。


そして、現時点でもっとも社会生産性が高いであろう存在は、間違いなく橋下さん。


やっぱり国政選挙にでて、総理大臣やってほしいな。
自民党総裁候補の話を聞いて、心からそう思った。

でないと、また4年間無駄になってさらに日本が沈没してしまう。
無駄にするくらいならまだましで、下手すると沈没を加速させかねない。


橋下さん、次の次では遅きに失するかもしれないですよ。

時は今 維綱の刷新 橋の下





2012年8月19日日曜日

米NRCが下した賢明な判断

使用済み核燃料処分に重点 NRC委員長 原発リスク再評価要請
さすがアメリカ。

原発推進の力が強そうなアメリカだが、原子力規制委員会はまともな判断を的確にできる機関であるということを証明してみせた。

報道ステーションのインタビューで、NRCのマクファーレン委員長は、福島原発の事故を見て、使用済み核燃料が原発内のプールに貯蔵されているという事実を世界中の人々が知り、ヘリコプターからプールに水をかける映像を見て世界中の人々が愕然とした事実を引き合いに出して説明していた。

使用済み核燃料の処理方法が明確になるまでは、原発建設は停止されるようだ。

こういう決定が明確にできるところがアメリカらしい。

原発事故の当事国である日本こそ、真っ先にこういう判断がでてきてしかるべきだと思うのだが。。




2012年8月12日日曜日

7つの習慣が人生を変えた

僕がこの本に出会ったのは今から8年前。



それまで、自己啓発本に興味はあまりなかった。

本は年間200冊以上読む僕だったが、こういう類いの本よりも実務的なものを積極的に読んでいたので、ずっと縁がなかったのだ。


ところが、読んでみて衝撃を受けた。

それまでの自分がいかに無知で何も考えない言動をしていたのかを思い知った瞬間だった。

短気で怒りやすく頑固。
自分が全て正しくて相手のことを受け入れることができない。
人のせいにしてすぐに言い訳をする。
自分に優しく他人に厳しい。

そんな人間だった僕。

仕事でもそれなりに評価もされていたし、自分に自信もあった。

今振り返ると、単に勘違いしていただけ。


それまでの自分の人生観を180度転換するきっかけとなった7つの習慣。

①主体性を発揮する
②目的を持って始める
③重要事項を優先する
④Win-Winを考える
⑤理解してから理解される
⑥相乗効果を発揮する
⑦刃を研ぐ

これを徹底的に自分のものにするために、フランクリンコヴィー社の手帳を買って、内容を覚えるまで使い続けた。

その手帳に、毎日1文だけエッセンスが書いてあり、365日で全ての要素を細かく理解できるようになっていた。

あのとき自分の意識の習慣が変わったおかげで、その後に色々とあった困難も乗り越えて来れた。

苦しいとき、悩んだとき、うまくいかないときには、必ず7つの習慣を見返している。
そうすると、どこかで意識できていない自分に気付き、冷静になれる。




メキシコ金メダル!

いやー、メキシコ強かった。

試合開始30秒で、前線からのプレスからボールを奪って、そのままゴールすると、後半にコーナーキックからトリックプレーで追加点をとり、最終的に守りきって見事金メダルを獲得した。

ブラジルも豊富なタレント陣が圧倒的に攻め続けるも、メキシコの組織的な守備の壁に阻まれて、ロスタイムの1点だけに抑えられてしまった。

メキシコの選手は常に冷静で、局面局面での判断が素晴らしかった。
しっかりと「考えて」プレーしていたように見えた。

たしか、イビチャオシム氏が日本代表監督だったときに、選手たちに自分たちで「考えさせる」ことを徹底していたが、これがとても重要なのだと思う。

なぜ、そのプレーがダメなのか、どのようなプレーをしなければならないのか、監督が教えてそのままできるのは練習までで、本番では通用しない。
選手自身が考えることができて、しかも正しい答えを瞬時に見つけなくてはならない。

これは、普段から意識してプレーしていないと決して実行することはできないだろう。


オリンピックに先だって開催されたもトゥーロン国際大会でメキシコは優勝しており、今回の優勝も実力どおりと言えるかもしれない。

今大会を通じて見えてきたことは、近代サッカーでは、前線からの積極的なプレスと連動したパスワーク、豊富なパターンのセットプレーを徹底してやりきるチームが上位に進出できるということだ。

ブラジルのような個人の能力が高いチームであったとしても、組織的に洗練され高いレベルの動きができる相手には苦戦するのである。


というわけで、今後のサッカーチームの強化方針は明確になったはずだ。

①前線からの積極的なプレスを試合を通じて徹底できる走力・スタミナ
②動きながらパスをして動きながらパスを受ける連動したパスワーク
③選手個人が正しいプレーを考えることができる賢さ
④ペナルティエリア付近での精度の高いミドルシュート
⑤相手の意表をつくセットプレーの数

これがこのオリンピックサッカーを通じて抽出できた現代サッカーの成功要因。


こういうことをビジネスの世界では「ベンチマーク」という。

成功モデルから成功要因を抽出し、自分たちの組織に取り込むという作業である。


昔、ジュビロ磐田が全盛期だったころ、これに近いプレーをやっていた気がする。

あの頃のジュビロは圧倒的に強かった。



2012年8月11日土曜日

日本が残した成果と課題

ロンドンオリンピック、サッカー男子の3位決定戦は、韓国に0−2で敗退という結果に終わった。

試合全般では日本のほうが押しながらも、カウンター2発をしっかり決められて撃沈した形だった。
自分たちのほうが優位に攻めていたという認識もあっただろうから、選手たちも悔しいだろう。

しかし、サッカーは優位なほうが勝てるという競技ではない。
むしろ、圧倒的に攻め続けられていても、カウンターによる1点で弱者が勝つということも多い。

女子のフランス戦やブラジル戦などはまさに守りきって勝った典型的な試合だった。


前回大会までは、参加国の中でも実力が下位だという認識もあったので、守り勝つという戦術を徹底しやすかったのが、今回はベスト4にも勝ち上がれるくらいほど、実力が拮抗したり、もしくは上回るケースもあったため、守り勝たないといけない試合と攻めきって勝たないといけない試合の2パターンがでてきたことが、日本の戦い方を難しくしたように思う。

前線からの積極的なプレスと永井のスピードを活かしたカウンターは世界でも通用することが証明されたが、相手が引いてスペースがない場合の攻め方や決定力という点では課題が明確になった。

メキシコ戦や韓国戦では、明らかに日本の長所を消すような戦い方をされていたように見えた。

引いた相手に対して効果的なのがミドルシュート。
今大会でも積極的に打っていたように思う。

しかし、枠に飛んでいるシュートは少なく、力もなくて精度もなかった。
そもそも、距離的にも体制的にも無理があることが明確な場合に強引にミドルシュートを打つケースも散見され、明らかにもったいなかった。

相手のカウンターを防ぐという意味で、シュートで終わるということは大事なことではあるが、入らないシュートを打ってもしかたない。

自分が点を取りたいという意識が強すぎて、少し強引なところがあったのではないだろうか。

せめてペナルティエリアの周辺でワンステップ踏み込んで打てる体制でなければ、強力なシュートを決めることはできないだろう。

ましてや、世界大会で対戦するゴールキーパーからゴールを奪うことは容易ではないはずだ。

そういう点で、メキシコ戦の大津のミドルシュートは素晴らしかった。

決まるミドルシュートと決まらないミドルシュートをもう少し研究して、日本の武器になるように頑張ってほしい。


まあでも、こういう課題が明確になったということも、今回の成果だと思う。
メダルは取れなかったが、ベスト4は立派な成績だ。

これからの日本は、ベスト4以上を勝ち上がるための戦術やプレースタイルを研究していく段階にきたわけだ。これからが楽しみだ。





2012年8月10日金曜日

衆議院解散が近くなってきて色々騒がしくなってきた

2人きりで30分 急転合意に密約説 


どうも衆議院の解散が近くなってきたようだ。

国民を全く顧みず政局に明け暮れる既存政党に、ほとほと嫌気がさしているということが認識できず、本当にかわいそうな人たちだ。

そんなことしているから、


韓国大統領が竹島上陸 日本、大使召還を検討 


なんてことになる。

官房長官のコメントがあまりにものんきでガックリ。
遺憾に思うって、口先だけで牽制したって、向こうは実際に行動に移しているわけだから、何らかの明確な対処が必要じゃないのかね??

しかし、明日、オリンピックサッカー男子の3位決定戦で日韓戦があるというこのタイミングで竹島上陸とは。。

変なことにならなければいいけどな。

半ば国同士の代理戦争のようになってきてるし。


政治が不安定なのは小泉政権の後ずっと続いているわけだが、もうこうなったら次の選挙でどこに投票すれば良いのか。

という思いの国民が多いだろうから、必然的に橋下市長率いる大阪維新の会に期待が集まるんだろう。

準備間に合うかな。




おめでとう! なでしこ&佐々木監督

サッカー女子代表が銀メダルを獲得した。

決勝戦はアメリカに負けてしまったけれど、堂々たる戦いぶりで気持ちのよい試合だった。
準々決勝、準決勝と厳しい戦いだったが、決勝戦のなでしこは攻守の切り替えが早く、ポゼッションも上がって見ていて楽しいサッカーを実現していた。

また、好セーブを見せたキーパーを始めとして、アメリカの選手も素晴らしかった。 W杯の借りを返すという意気込みが伝わってきた。たぶん、準決勝でのカナダとの延長戦までもつれた死闘を考えれば、コンディション的にはアメリカのほうがきつかっただろう。

日本がアメリカの気迫に屈した訳ではないが、最終的には地力の差がでた結果なのだろうと思う。


それにしても、佐々木監督が就任してからの女子サッカーの進歩は目覚ましかった。 

たった6年間でオリンピックに出ることが目標だったチームを優勝を目指すチームに持ち上げてしまった。

サッカーのような組織で戦う競技では、1人の個人的な才能に頼り切れない部分もあり、まさにチーム全体の底上げを実現しなければ、強豪国と戦えるようにはならない。
個人のフィジカルでは勝てないアジア人が、パワーとスピードに勝るヨーロッパや南米の国々に渡り合うためには、連動したパスワークと組織的な守備機能を磨き上げることが鍵になるということを実証してくれたかたちだ。

戦い方という意味では、男子にも共通するだろう。

こういった代表クラスの試合の戦い方を下のカテゴリーの選手や指導者たちが真似をしながら、日本サッカー界全体がその方向性で磨きをかけていけば、5年後、10年後には国際大会での活躍も珍しくなくなるのではないだろうか。

現代のサッカーは攻守の切り替えが早く、組織が連動する動きをしなければ安定した戦いで勝ちを積み重ねることが難しくなってきている。 
そのため、南米やアフリカ勢の国々はこの10年ほどは国際大会での上位進出がない。

ロンドンオリンピックでは、ブラジルが決勝まで進んでいるが、A代表クラスだと難しいかもしれない。
事実、現在の世界ランキングでブラジルは13位だ。


話を戻すと、このようなサッカー界の潮流の中で、佐々木監督が作り上げてきた日本が世界で勝てるサッカーというのは、十分通用するということだ。

昨年のW杯前に、すでに世界一を意識していた著作を読んでみて、感動すら覚えた。
おそらく、佐々木監督には確信めいたものがあったのだろう。
  

采配も思い切り良く、意図がはっきりしているので選手も迷うことが少なかったように思う。 

9月で契約が切れるということなので、しばらくは休養されるのだろうと思うが、Jリーグの強豪クラブや、はたまた男子代表の監督のオファーも届くかもしれない。 それはそれで今から楽しみだ。

2012年8月9日木曜日

脱原発問題は、経済と道徳の問題

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」

二宮尊徳が残したこの言葉を、今一度よく考えてみる必要があるのではないだろうか。


毎週金曜日、脱原発を訴える国民が集まったデモが国会議事堂前で行われている。

去年の3.11に発生した地震と津波による福島第一原発の事故は、それまで多くの国民が深く知ることがなかった原子力村の利権構造や誰も責任をとらない無責任体質、そして原発そのものの大きなリスクを、白日の下にさらすことになった。

僕自身、原発は何となく嫌だなーとは思っていたが、現実的に生活に支障がないし、エネルギーは必要なわけだから、特に気にしたことはなかった。
意識して反原発運動を行ったこともないし、多くの国民が同じような感覚だったと思う。

しかし、あの事故であからさまになった現実を見て、多くの国民は知ってしまった。
原発は、いったん事故が起こってしまうと、あまりにも社会的影響が大きいものだということを。


さて、日本のエネルギー戦略をどうするかという議論の中で、原発の依存度をどれくらいの比率にするのかという議論が行われている。

全国各地で公聴会が開催されているのだが、今のようにインターネットやSNSが普及した世の中で、あのような進め方しかしない政府に、まともに国民に意見を取り入れようという気があるとはとても思えない。
まあ、最初から結論ありきなんだろう。

で、事故が起こってから様々なTV番組や雑誌・書籍で脱原発について賛成反対の意見がでているわけですが、いずれの意見もかみ合っておらず、平行線という感じが否めない。

脱原発派は、安全性が担保できない、事故による地域的社会の破壊のリスク、放射能の影響による健康被害が怖いという理由が多い。

一方で、原発推進派は、原発はコストが安い、新しい技術を用いた原発は安全性が高い、原発を稼働させないと供給量をまかなえない といった理由をよく耳にする。

何だかなーー。
お互いにまったく主張が噛み合ないんだよな。


ちなみに僕は脱原発派だ。
理由は大きく3つある。


①原発推進・管理者を信用できない

これは言うまでもなく、原子力ムラの利権構造に支えられた無責任体質が抜本的に変わらない限り、原発のようなリスクの高い施設の運用管理をとても任せられない。

電力会社が発送電を分離し、事故の記録を全て情報公開し、新しい安全基準に基づいた運用・管理がなされていることを透明度高く見えるようにならなければ、国民は信用しないだろう。


②使用済み核燃料をこれ以上増やせない

まさか、使用済み核燃料を単なるプールに沈めているだけだったなんて。
ほとんどの国民はそんなこと知らなかったはずだ。

ましてや、その使用済み核燃料は水で冷やせなくなると融解し放射性物質が拡散してしまうという事実も。
そんな危なっかしいものが、各原発の施設の中にむき出しのまま水に沈んでいる。
このまま原発を稼働し続けると、あと十数年で使用済み燃料を保管するプールはいっぱいになるという。

こんなアホな話があるだろうか。
しかも、使用済み核燃料の再処理施設(青森の六ヶ所村)は稼働の見込みが経っていない。

核のゴミの処理問題が全然解決していないのに、原発を再稼働してそのゴミをまだ増やそうとする神経はまったく理解できない。


③感情論ではなく道徳論としては脱原発が正しい

原発を推進したほうが、現時点においては経済的なのはよくわかっている。
自然エネルギーもすぐには代替できないし、既存設備の償却負担や火力発電の原料コストなど、脱原発すると日本全体としては不経済なのは明白だ。

しかしだ。

道徳的にはどうなのだ?
怖いとか嫌だとかいう感情論ではなく、道徳論としてはどうだろうか?
道徳論として、原発はどうあるべきだろうか??

僕は、道徳論としては原発はあり得ないと思う。


今回の事故で、放射能によって直接的に死亡した人はいないということを聞くが、死人がでなければそれでいいのだろうか?

事故後、逃げたけれど結果として被爆をした人、事故処理のために危険を冒して事故現場で対応している人、今すでに存在してしまっている使用済み核燃料を処理しなければならない未来の子孫、この人たちを目の前にして、同じことが言えるだろうか。

今後、事故の処理は誰かがやらなければならないし、使用済み核燃料もまだ存在もしていない未来の子供たちにその処理の責任も押し付けることになる。

それって、道徳的にどうなのだ??

自分や自分の家族が危険に会わなければそれでいいのだろうか?
もし、自分の子孫が原発の現場で危険な対応をしなければならないとなった時、それでも良いと言えるのか?

そんなのは、自分たちさえ良ければいいという無責任な最低な考えだと僕は思う。

それに、現時点で原発を止めると決定したとしても、これまで産み出してきた核のゴミはその処理と行き場を国民的議論によって決めなければならない。
これは消費税や沖縄の基地問題以上に結論の見えない厄介な問題なのだ。

そして、その問題は未来の子供たちにも引き継がれる問題でもある。


だから、脱原発は道徳の問題なのだ。



昔、どこの小学校にも銅像があった二宮尊徳さんは、

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」

という名言を残している。

つまり、原発推進派の今の経済優先の推進理由では犯罪であり、脱原発派も経済的に成り立つ裏付けを示せない限り、単なる寝言だということだ。

今、僕たちに課せられているのは、道徳的に正しい脱原発を、いかに経済的に実現するかということを具体的かつ現実的に進めることではないだろうか。




甘かったサッカー日本代表男子

オリンピックもあと少し。

金メダルは4つだけれど、全体としては健闘している。

特に、サッカーは女子が決勝進出し(今夜決勝)、男子も44年ぶりのベスト4進出で3位決定戦で韓国と戦うことが決まっている。

女子サッカーは昨年W杯を制したこともあり、優勝候補として注目度が高かったわけだが、相対的に男子の注目度は低かった。

それがスペインに勝利したことを皮切りに、予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメント初戦のエジプト戦を3−0で勝ったことによって、俄然注目度が上がってきていたわけだ。

ところが、8日のメキシコ戦であっけなく1−3で敗れてしまった。

眠いのを我慢して全試合見てきた僕としてはとても残念だった。
何が残念かって、勝てる試合だったからだ。

疲労も蓄積していたことも要因だと思うが、メキシコ戦での日本の出足は悪かった。

メキシコが前試合で延長戦まで戦っていることを考えると、条件はむしろ日本のほうが良かったはずだ。

初戦のスペイン戦の時のように、前線からの積極的なプレスと慎重なボール運びを心がけていれば、1点目、2点目の失点は十分に防げたはずである。

そして、僕が気になっていたのは、1次リーグ突破を決めたあたりから、選手からメダルを狙っている、金メダルを目指しているという発言がでてきていたことだ。

確かに、優勝候補だったスペインを破ったことにより、全体として自信を深め、一次リーグを1位で通過して勢いに乗っていた。

そのままエジプトを3−0で撃破したことで、メダル獲得が現実味を帯びてきていた。

が、たぶん、このあたりで選手の中に慢心というか、過信があったのではないだろうか。

それは、オリンピック前の親善試合でメキシコに2−1で勝っていたことも原因の1つかもしれない。

もっと謙虚であるべきだった。
予想外に順調に勝ち上がってきたために、自分たちの実力を勘違いしていた部分があったのだと思う。

高い目標を掲げることは間違いではないし、優勝を目指さなければ決して勝てるものではない。

しかし、女子が優勝候補と言われながらも、徹底して守備を重視した現実的な戦い方をしていたのとは対象的に、メキシコ戦の男子はどこか浮ついているというか、余裕をかましている雰囲気を感じてしまった。

俺たちはスペインにも勝って、4試合無失点だし、親善試合でも勝っているから、当たり前にやれば勝てるはずだと思っていたのではないだろうか。

実際、多くの日本国民がそう思い、期待もしていた。

振り返ってみると、今大会はあまりに出来が良かったために、先にリードを許した経験がなく、逆境を跳ね返すようなしぶとい試合を経験することがなかった。

なので、メキシコに2点目を献上して1点ビハインドになったあと、日本は全く何もできなかった。

リードしたメキシコは守備的になり、スペースが生まれず、永井はまったく試合から消えてしまった。
途中交代で入った宇佐美もほとんどボールに絡むことができず、見せ場は何も作れなかった。

はっきり言って、実力どおりの結果だったと思う。

しかし、日本にも勝つチャンスはあった。1−0で勝っていた状況で、さらに徹底して守備を固め、カウンター狙いに徹すれば良かった。

1−1になったあと、少し浮き足立って、1点勝ち越してやろうという意識がでていたように思う。
結果、集中力を欠いた意識の低いゴールキーパーからのパスから扇原がボールを奪われ、あっけなく失点してしまう。

あのとき、1−1のままで良かったんだ。

そのまま延長戦・PK戦まで行くことを前提に戦っていれば、もっとしぶとい戦いができていたかもしれない。

そうなれば、前試合で延長戦を戦っているメキシコのほうがバテたはずだ。
延長戦まで行けばチャンスはあった。

日本は十分勝てる試合だっただけに、とても残念。

でも、こういう経験ができたことはプラス。
これからも世界大会で上位に食い込んで行くために、この経験をしっかり活かしてほしい。

勝って兜の緒を締めよ。
負けて褌を締め直せ。

もう一度、自分たちはチャレンジャーであるという意識を徹底して、韓国戦に望んでもらいたい。